子どもに伝えられるのは軸になっていること。

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どうやって子どもを育てるかには正解はありません。

ただ、伝えることができるのは、自分の中で軸になっていることです。

目次

先行くものとして何を伝えるか

 

先日、長男(7)が7歳になりました。

顔は1歳のころからさほど変わっていないのですが(長男の顔を見た方にはわたしのコピーだと言っていただく事が多いです。)、7歳なりに考えて、動けるようになりました。

 

元気に育ってくれればそれでいいかな、と考えています。
ただ、親として、先行くものとして、じぶんに伝えられることがあれば、伝えるようにしています。

 

相続があっても、わたしが経験してきたこと、考え方、面白いこと、ほろ苦い体験というのは、いずれブログを見てもらえばわかるのかもしれません。

 

ただ、当然ながら書いていないこともあります。
そして、子どもはいつか親元を旅立つもの。

 

一緒にいるうちに、伝えれることは伝えておこうと考えています。

 

子どもに伝えていること

みんなと違っていてもいいんだよ

 

みんな一緒というのは協調性という面で大事なのかもしれませんが、ときに個性を抑えてしまいます。
学校生活があれば、みんなと同じように行動しなければいけないということがあるからです。

 

みんなで授業を受けて、みんなで給食を食べ、みんな同じ時間に帰る。
もちろん、みんなが好き勝手やっても困るでしょうし、運動会や劇などみんなと協力して1つの作品をつくる場面も大事なことです。

 

ただ、ときにはみんなと違うこともあっていいと思うのです。じぶんが望むなら。
「でも、みんなやっていないよ」という言葉を聞いたときにそれを感じました。

 

わたしはじぶんが好きだったマンガを長男(7)におすすめしています。
時代は流れても、どれもわたしの中では必須科目です。

 

  • キャプテン翼
  • キン肉マン
  • ドラゴンボール
  • 聖闘士星矢
  • はじめの一歩
  • ダイの大冒険
  • オフサイド

 

 

押し付けるつもりはないのですが、選択肢の1つとして「こんなのあるよ」というイメージです。
うち1つは、あわなかったみたいですが、ほとんど気に入ってくれたようです。

 

「学校に聖闘士星矢知っているお友だちいる?」と聞くと、「いないねー、〇〇くんは、きいたことあるけどみたことないって」と。

そこで

「いいんだよ、みんなが知らなくても」
「みんなと違うからおもしろいじゃん」

と伝えています。

 

違うことは悪いことじゃありません。ルールさえ守っていれば、むしろいいことです。

 

現に、わたしはお友だちのお父さんとは、働き方が違うでしょうね。家にいることも多いですし。
「なんでお父さんはよるにかえってこないの?」と聞かれたこともあります。

 

やりたいならやってみたら

 

この1年で習い事が増えてきました。
こちらからゴリ押ししたものではなく、本人がやりたいというものです。

 

なにか興味がありそうなことがあれば、「やりたいならやってみたら」と言うようにしています。
やってみないとわからないからです。あとは妻に任せています。

 

特に幼少時代は、じぶんが何に興味があるかわかりません。その模索も必要でしょう。
大人になってからも、わたし自身もそれを山ほど経験しています。

 

パソコンを気に入るかどうかも、試してみないとわからないものです。
いろいろ試してみて、あうものを続けて、あわないものをやめる。

そのあうものを見つけるには、ひたすら試すしかありません。

 

これに遊びの時間も入ります。
なので、詰め込みすぎるとタイヘンです。
時間には限りがありますので。

 

詰め込みすぎたら、じぶんが苦しくなりますので、そこで選ぶことになります。
それは子どもたちとの話し合いで決めます。
体操は、サッカーと時間が重なってやめました。

 

 

負けるくやしさも大事

 

最近は週末になると、長男(7)とSwitchでFIFA22というサッカーゲームをやるのが習慣です。

最初の頃はわたしが勝っていました。大人げないと言われますが、あまり手加減ができないので。

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そうすると、くやしがります。顔を伏せたり、イラッともしたりと。
それも、じぶんが通ってきた道です。

 

わたし自身、今でも

  • プログラミングがうまくいかない
  • 見積もった時間を超えてしごとをしていた

など、想定したとおりに事が運ばずに、くやしさを味わうことはあります。

 

そんな経験から「負けることも大事なんだよ」と伝えています。
「翼も、悟空も、キン肉マンも負けたじゃん、負けるから次はもっと強くなろうと考えるんだよ」と。

 

すると、「そっか」と一応は納得してくれます。
マンガで見た景色を、まさにじぶんが体感しているわけです。

 

それでも続けた成果として、最近はこっちが本気出しても負けることもふつうにあります。

わたしが手加減なしなので、めちゃくちゃ喜んでいます。わたしも言い訳できず。

 

くやしさを回収し始めています。
そんな状況で、わたしがくやしがっていると、逆に「まけるからつよくなるんだよ」とねぎらいの声が…。

 

子育てで学んだことが、しごとでお客さまに伝えるときにも役立ちます。

最初は知らないのはあたり前、でも繰り返せばできるようになる、それを最速で示してくれるのも、また子どもです。

 

子育てと仕事の共通点

 

子育ても、わたしにとってはカンタンではありません。
ただ、47年生きてきて感じるのは、いつの世代でも本質、大事なことは同じだなということ。

 

  • 試してみないとわからない
  • 続くものだけを続ける
  • 人と違っていてもいい
  • 負けることも必要
  • 遊びも学び(しごと)も必要
  • 時間には限りがある

 

子ども時代に体験したことが、大人になってからの軸になっていることも多いです。
そんなことに、子どもを授かり、子どもといっしょに過ごすようになって気づきました。

 

それであれば、多少なりとも日々伝えておくことが大事なんじゃないかと。

そして、伝えたいこと、伝えることができるのは、じぶんの中に落ちていること、軸になっていることだけです。

 

 

 

最近では、ゲームを通してサッカーのルールや海外サッカーに興味を持ち始めました。
同じものを体験し、同じテーマで親子で語りあえるというのは、想定していなかった日々の楽しみの1つでもあります。

 


【編集後記】
昨日はオフ。夕方に実家へ。夜は母親と長男(7)で実家にあるWiiのボーリングやゴルフをやって得意げでした。母親はゲームやらないのですが、孫がくるとやっています。なかなかの75歳です。

【昨日の1日1新】
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