撤退するというとマイナスイメージではありますが、撤退するから方向性を変えて違う場所に立つこともできます。
撤退することもある
ついこの前、店舗ができたのに、あっという間になくなっていたということがあります。
なにもかも想定通りに行けばいいのでしょうが、そんなわかりきった話はなく、やってみたけどうまくいかないということはあるでしょう。
お店の設備や敷金などにお金をかけていても、どうしても思うようにいかない、あわないのであれば撤退も手です。
だからこそ、いかなる投資にはリスク(ブレ幅)があるといえます。
撤退というとマイナスイメージがありますが、アテが外れるということはあるものです。
アテが外れたと気づいたときに最速で撤退すればキズは浅くて済みますし、プラスにつなげることもできます。
あわないことを続けても意味がない
独立後にもやってみたけどあわないということはありえます。
わたしも撤退はやってきました。
独立当初は手探りですし、独立前のやり方をそのまま取り入れました。
- 電話やFAXを使う
- 紙中心の仕事をする
- 敷金を払って高い事務所を借りる
- 人を雇う気がないのに、税務ソフトは複数人プランを契約した
それまでの常識が独立後の常識のように考えていました。じぶんで考えることなく、既成概念にとらわれていたわけです。
ただ、同じようにはなりません。前提が違いすぎました。
そもそも、ひとがいないわけで、紙を預かっても入力をお願いする人もいなければ、電話に出てくれる人もいません。
すべてじぶんで対応する必要があります。
また、ひとりであれば、特に事務所を借りなくても仕事することはできます。
それまでに使ってきたお金もありましたが、違うな、と思ったので撤退してやり方を変えるに至ったわけです。
最初から
- 人は雇わない
- 電話もFAXもなしでいい
- 紙を使わない
と軸が定まっていれば苦労はしませんが、最初からそうした軸をもつことはなかなかむずかしいです。
最速ではなかったかもしれませんが、そうした状況に気づいて撤退したことが現在につながっています。
そう考えると、撤退することもマイナスばかりではありません。
撤退したからこそ軸が磨ける
撤退するということは、じぶんの中で「あ、違ったかも」と気づいたということです。
その撤退したことによる苦味を次につなげることが大事です。
これはもうやったらだめだな、というように。
その1つ1つによってじぶんなりの軸を磨くことにもつながります。
- 電話・FAXは使わない
- 紙をやりとりせずに仕事をする
- 人にお願いしないでITにお願いする
やってみないとわからないことも多く、違ったなと思ったらすぐに撤退して違う場所に立ってみるくらいで考えておきたいものです。
【編集後記】
今日は買い物にいったり、じぶんの確定申告の準備。相続メルマガなどを。夕方はのんびりと過ごしました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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