ITを使っていれば、エラーはあるものです。エラーになると冷や汗をかくこともあり、避けたいものです。
ただ、エラーも悪いことばかりではありません。考えようによっては、出てもらってよかったという考えもあります。
エラーが出るとき
プログラミングでは、正確に伝える必要があります。あいまいでは伝わりません。
たとえば、ExcelマクロではRange(”A5”).Value=100と書けば、
A5セルに100が表示されます。正しく書けていれば、想定通りにに動いてくれます。
ところが、間違って書いていればエラーになります。
もちろん、思ったように動いてもくれません。
これはRange(”A5).Value=100 にA5を「” ”」で囲っていないからです。
たったこれだけが足りなくてもダメです。
ただ、エラーが出ればそうしたミスには気づけます。
Pythonでも、今のままでも動くけど、もう少し修正したところがいいよという場合には、警告がでるようになっています。
一応動くけど、◯ではなく△かなというケースです。
エラーが出ると、何が間違っているかを探さないといけません。
原因がわからないと、動いてくれませんし、それを見つけることに多くの時間を使うこともあります。冷や汗をかくこともあります。
そういう意味でエラーにはいいイメージがないかもしれません。
ただ、エラーが出ないと困ることも実は多いです。
もしもエラーが出なかったら?
IT関係で、わたしが出会ったエラー、パッと思いつくものでこういったものがあります。
- Excelマクロでエラー
- サーバー移転でエラー
- ブログでサーバー容量がパンパンに
- Pythonでエラー
- UiPathでエラー
- 会計ソフトへのインポートエラー
- ブログのカスタマイズでプラグインの相性が悪くエラー
数々のエラー、それも1度や2度ではなく…。
ただ、エラーが出なければ、それはそれで怖いこともあります。
もし、サーバーがパンパンだとしてもサーバーエラーが出なければ、何がエラーなのか、そもそもエラーにすら気づかず、こともありえます。
500エラーとわかるから対処できます。
「HTTP ERROR 500 」が出た場合の対処法(さくらインターネット)3時間の格闘の末、大ピンチから脱出! – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
サーバー移転をするときに、エラーが出なかったら、実は画像の移転ができていなかった…ということに気づく結果となり、凹んでいたかもしれません。
会計ソフトへインポートするときに、前期(前年)の日付のままでもエラーが出なかったらデータはぐちゃぐちゃになってしまことでしょう。
でも、エラーが出てくれれば、そこで立ち止まれますし、なぜエラーが出るかを考えることができます。
要はエラーにならないようにすれば、上手くいくわけですからその方法、対策を考えればいいわけです。
Excelマクロなどのプログラミングでは、実行すればどこがおかしいかを絞れますので、エラーチェックがあるかないかではかなり違います。
これをじぶんの目だけで見つけようと思うと、相当な労力がかかりますし、ヘタをすればいつまでも見つけ出せないこともありえます。
エラーに出会うことで、どういう対策をすればいいかも調べますし、学べるわけです。
一度見たエラーがまた起こることもありえますが、ただ、そのときには対処できるようになっています。
そう考えると、エラーが出るというのも悪いことばかりではありません。
仕事にもエラーはあるもの
仕事でもエラーは避けたいものですが、やっぱりあります。
そうそううまく行きません。(少なくともわたしは)
- 方向性が違っていた
- HPから招かざる営業がやっていた
- じぶんにあわないお客様だった
- 苦手な電話とFAXを使っていた
といったことはあるでしょう。
ただ、そうしたことがあって立ち止まって考えるきっかけにもなりますし、
その体験から
- どうすればいいか
- やってはいけないこと
など、その後のじぶんなりの対策もできます。
エラー、避けたいものですが考え方によっては、強くなるために必要なものだと考えることもできます。
エラーはあるもの、恐れすぎないようにしましょう。
【編集後記】
昨日は朝に届いていたサンタさんの本のプレゼントに大騒ぎでした。Amazon経由でおじいちゃんサンタから届いたラジコンも家の中を走り回っていました。夜は家族でクリスマスパーティー。そのとき妻サンタが現れ、3人にプレゼントをくれました。わたしは部屋に置くディフューザーをもらい、早速部屋に置いてみました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
長男のラジコン
moumou ディフューザー