無料の仕事は必要かどうか。わたしは必要だと感じています。
最近、無料の仕事を1つ増やしました。
無料の仕事
無料の仕事をやることのデメリットは、お金が入ってこないこと。
時間と労力をかけたのにお金が増えないのですから、やらないほうがいいという考え方もあるでしょう。
ただ、無料の仕事もある程度は必要だと感じています。
安売りではなく、無料です。もちろん、無料ばかりにしていたら、疲弊するわ、食べていけなくなるわで、困るわけですから、そのバランス感は大事です。
すべての仕事を有料として、常に依頼をいただければ言うことないのですが、そうそうカンタンではありません。
無料の仕事を決めておき、そこで何ができるかを出すようにしています。「お試し」という意味合いです。
どの仕事が有料で、どの仕事が無料か仕事の種類で決めています。
わたしの場合だと、このブログとHPのブログが無料の仕事という位置づけです。
毎日、ネタを決めて、書くための時間を使い、じぶんの考えやスキルをネタとして出しています。
ブログには、仕事を依頼していただくという目的以外にも、書くスキルを磨く、考えを整理する、新しいことを試す、アウトプット、楽しめるといった報酬の意味合いも持たせています。
無料の仕事をやるなら、お金以外の報酬の意味合いも持たせておくのがおすすめです。
その一方で、その無料の仕事であるブログを書いていなかったら、ネットから依頼していただく、買っていただけることはなかったでしょう。何ができるかわからないわけなので。
最近、その無料の仕事をもう1つ増やしました。
セルフマガジンでかかったコスト
最近、セルフマガジンをつくりました。
(お申込みいただいた方には、7月20日前後に発送予定です。)
正直なところ、今のところはコストしかかかっていません。
- 企画する
- セルフマガジンを研究する
- ネタを出す
- InDesignを勉強する
- 原稿を書く
- InDesignで構成、編集する
- テスト印刷する
- HPに申込みフォームをつくる
- 印刷する(←いまここ)
- 郵送する
ここまでにかかった時間は1ヶ月ちょっと。それなりの時間と3万円ほどのお金がかかっています。
それでいて無料にしています。Kindle本なら収入あるんでしょうけど。
そんな仕事をやってメリットあるのか?と思われるかもしれません。
ただ、報酬は山ほどありました。これから先はどうかはわかりませんが、まぁそれはそれでネタにします。
無料から有料につながる
セルフマガジンという無料の仕事をやって得た報酬は、次のようなものです。
- 出版の流れがわかった(PDF入稿、データチェックまで)
- InDesignを使えるようになった
- ブログとは違ったテイストで書けた
- Photoshopの腕を磨けた
- ネット印刷の相場がわかった(といってもバラバラですが)
- 出版の用語がわかった(ノド・小口・天・地など)
- デザインを体験できた
- じぶんの過去を棚卸しできた
これから同じようなことをやるときには、負担を減らせるはずです。
そういう意味では、セルフマガジンにかけた時間は初期費用のような意味合いもあります。
印刷するのにお金はかかりますが、普通に広告を出そうと思ったら安いものです。
- ネットでブログ
- アナログではセルフマガジン
伝え方は違うものの、どちらも有料の顧問やマンツーマンの仕事ではなく、多くの人に向けての仕事です。
将来の仕事の種まきとしての意味合いもある無料の仕事。
何を無料の仕事にするかは人それぞれですが、無料でやるからには、楽しめる、勉強になるなど複数の目的が持てるものを選んでおきたいものです。
【編集後記】
昨日はスポット相談をオンラインで。相続税の関係でした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とある県の方
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