どう伝えるか?じぶんでつくるならこだわりを出せるというメリットがあります。
売上のグラフを太線にしない理由
数字を見るときにグラフをよく使います。
その昔、数字の何を見たらいいのか、さっぱりわからなかったときに救ってくれたのがExcelでつくるグラフでした。
そして、現在もお客様とグラフを見ながら話をすることがあります。
数字だけではよくわからないこともグラフで見ると、イメージでとらえることができますし、現在地も確認しやすかったりします。
1年だけでなく、長期的な動きを見るのにもグラフならわかりやすいです。
写真は年計表というグラフ。毎月の数字が12ヶ月分の数字の合計になっているグラフです。(グラフはイメージです。)
このグラフでわたしが決めているのは、売上のグラフを点線にするということです。このグラフだと青の線は粗利益です。
たしかに売上を一定額まで増やすことは大事なのでしょうが、必要以上に売上を追わなくてもやりようはあるからです。
売上が増えても、経費がそれ以上に多くなれば、利益は小さくなることもありえます。売上だけで判断しなくてもいいというメッセージ入りです。
目立たせたいのはそこじゃないということで。じぶんでつくればカスタマイズは自由です。
じぶんでつくるからこだわれる
じぶんでつくるのには、手間がかかりますが、メリットもあります。
じぶんなりのこだわりを出せます。
たとえば、会計ソフトなどから出力される帳票は、自動でつくってくれます。
ただ、それがこちらの望むデータであるかといえば、そうでもないわけです。
じぶんでつくれば、どうつくるかは自分しだいです。
線の種類から色、太さまで自由に決めることができます。
わたしはお客様がどんな情報を知りたいか、そのニーズから資料を変えたりしています。
じぶんでつくるからこそ、メッセージ性をもたせることもできます。
じぶんでつくると伝えるスキルはみがける
伝えるための資料をつくるのには、たしかに手間がかかります。
なにをつくるかイチから考えないといけませんし、時間もかかりますし。
ただ、パソコンを使って、工夫しやすくはなっています。
Excelなら一度つくれば、2回目からデータをペタっと貼れば資料ができるようなしくみを考えればいいですし、そのしくみをつくるのにも、Excelスキルのいい勉強になります。
パワポのスライドでも同様です。
聞き手の立場になって、客観視して考えることができるというメリットもあります。
書く、話す、見せる、いろいろな形で、伝えるスキルは磨いておきたいものです。
【編集後記】
昨日はお客様と打合せ。リニューアルした月次資料をもとに話をすすめました。おおむね好評でよかったです。もし、「前のほうがよかった…」という意見なら、それはそれで凹みますので。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
リニューアルした月次資料で打合せ