タイヘンな自主開催セミナーをやる意味はあるのか。

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「セミナーをやってみたい」という声を聞くことがあります。

わたし自身もやっている自主開催セミナー。負荷もかかりますが、得るものも多く、やっています。

目次

自主開催セミナーというトレーニング

独立する前、人前で話すことは、やったことがなかったわけですが、独立後に人前で話をするしごとをはじめました。

独立当初は、依頼を受けて話をすることもあったのですが、現在はすべてをじぶんでこなす自主開催セミナーがメインです。

ざっくりの流れとしてはこういったものです。

  1. セミナーの企画
  2. 告知ページの作成
  3. 受付メールを送る
  4. 入金確認
  5. 決済完了メールを送る
  6. スライド作成
  7. セミナーで話す
  8. フォローメールを送る

セミナーを開催する、それだけの話ですが、そこまでにやることも多く負荷はそれなりにかかります。

  • どんなセミナーがいいか
  • 対象にする人は?
  • いくらにするか?
  • いつやるか?
  • 話す時間はどのくらい?

といったことを考えたり、決済の流れをどういうしくみにするかも考えておく必要があります。

どんなネタにするかを決めるに当たって、わたしの場合はじぶんのやってきたことを振り返って、それをもとにスライドをつくります。

それなりの負荷がありますが、セミナーをやらなかったら告知ページをつくることもないですし、パワポの腕を磨く時間も少なかったでしょう。

自主開催セミナーは、話す以外のスキルのトレーニングにもなります。

オンラインで変わったこと

1年前。新型コロナウィルスの影響があって、セミナーをオンラインでの開催に変えました。

その結果、変わったこともいろいろ。

まずは、移動がなくなりました。時間になったら自宅でセミナーを開催すればいいわけです。

さらに会議室を予約しなくてもよくなりました。この点、名古屋だと会議室はどこもいまひとつ、その不安を抱えなくてよくなったのはメリットです。

いっぽうで、話す環境をつくり、話し方を変える必要がありました。

カメラ、マイクといった機材を買ったり、Zoomのリンクを送り、iPad Proを使って板書する、質問をチャットでもらうようにするなど工夫も必要でした。

また、目の前に人がいないという状況で、部屋にひとりの状況で話をするようにもなっています。

以前は参加者の方の表情を見ながら話をできていたわけですが、今はその表情が見えない状況で話をするという状況。

参加者の表情ではなく、目の前のカメラのレンズを見ながら話をしていますので、話した内容についての反応もわかりません。

ただ、じぶんが話を聞く側になるとわかりますが、自宅で聞くことでちょっとしたことをやりつつ、話を聞くことができるというオンラインならではのメリットもあります。

たとえば、子どもが部屋に入ってきても大丈夫なわけです。だからそこは受け入れるようにしました。

オンラインでセミナーをやるようになった当初は、このような変化に戸惑いもありましたが、いまは慣れつつあります。

先日「顔が見えないのによく話ができますねー」とも言っていただいたのですが、1年前は決してそうではありませんでした。

ただ、トレーニングである程度はできるようになるという印象です。

オンラインでやりやすくなった

オンラインでやりやすくなったことがもう2つあります。

1つは遠くの方に参加いただけるようになったこと。

オンラインに変えてから参加頂いた方の中には、遠方の方もいらっしゃいます。会議室でやるセミナーだと交通費の関係で来れないという方にも参加いただけるようになりました。

これはオンラインセミナーでなかったら、できなかったことです。

もう1つは参加者がゼロだとしでも、セミナーをやりやすくなったこと。

もし、参加者がいなかった場合は、中止するという手もありますが、Zoomで画面収録をして、それをオンラインストアで販売することもできます。

わたしの場合、過去には参加者がゼロで凹むということもあったのですが、現在はじぶんの感情を入れずに切り替えるようにしました。

実際、これまでも、「これまで日程のタイミングが合わなくて…」という声もありましたし、気にしすぎても、仕方がないというのが結論です。

わたしにとっては、工夫するスキルとともに、メンタルを磨けるというのも自主開催セミナーの効果でした。

今後、セミナーをやってみたいという方に参考にしていただけるとうれしいです。


【編集後記】
昨日は実家へ。両親の金婚式のお祝いを妹の家族といっしょに。孫4人からのプレゼントが特にうれしそうでした。デジカメで両親の写真や家族写真も撮影。意外にも姪(10)が写真好きだったようで、「写真撮る?」と聞くと、何度もポーズを決めて、撮らせてくれました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
デジカメでセルフタイマー撮影


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