やったことがないことの敷居は必要以上に高く見えてしまいがちです。
ただ、すぐにできることはほとんどなく、続けることで徐々に敷居は下がりますし、できるようにもなると思っています。
すぐにできることはほとんどない
すぐにできることってほとんどないと思っています。
わたしの場合だと、ひとりでしごとをするという環境がありました。それまで経験がなかったこともあり、当初は戸惑いもありました。
平日の昼間にひとりでいるという環境はなかったからです。当時、事務所を借りていて、周りもシーンとしているその環境が逆に気になってしまい、ラジオをつけて静けさをなくしていました。
ただ、徐々に慣れていきました。ひとりでしごとをするという日常、音がなくても、あってもしごとができるようになっていきました。
そして、1年前の新型コロナウィルスの影響で、1日のほとんどを自宅で過ごすという時期もありました。
ずっと自宅にいるのが苦手でしたので、最初のころは途中で集中力がなくなることもありました。そんなときは気分転換に歩いたりしていたのですが。
それも続けているとやはり慣れました。部屋の模様替えをしたり、スタンディングデスクや観葉植物を投入したりという効果もありました。
オンラインでは、話を聞いてくれる方の顔を見ながら話すのではなく、じぶんのカメラのレンズを見て話をします。
それもやったことがなかったことの1つ。
ただ、最初はできないことも続けていれば、慣れてきますし、そのうちにできるようになります。
最初は「できない」から始めるもの
いま、仕事にしていることも最初からできたわけではありません。
最初、会計事務所に入ってお客様のところに試算表をもっていったとき、何を説明していいのかわからず、見た数字をそのまま説明していたように思います。
相続で上司と一緒に現地調査にいったときも、最初は何を調べていいのかさっぱりわからずでした。
そして、独立後には値付け、営業、書くしごと、話す仕事、オンラインなど初めてのことばかりです。
やったことがないと、必要以上に壁を高く感じてしまうものですが、続けていれば少しずつ上手くなって葉が生え、幹が太くなるものだと感じています。

じぶんにあっている、あっていない、なにがうまくいかないのか、何をすればいいかはやってみないとわかりません。
最初から上手くいかないのは、当然のことです。
誰かの壁を下げることができる可能性
いっぽうで、じぶんがやってきたことで、誰かがはじめてというケースもあるでしょう。
その誰かがやったことがないことで、壁を必要以上に高く感じる、というのであればじぶんの経験を伝えることでその壁を少しはさげることができるはずです。
そして、失敗を伝えれば、わたしと同じ大変さを味合わなくても済むわけです。
わたしの場合は、このブログであったり、コンサルティング、セミナーといったかたちで提供しています。
答えのあること、答えのないこともあるわけですが、じぶんなりに答えを出した経験を伝えることもできるのもメリットです。
現状ではやったことがないことでも、じぶんがやりたいのであれば、ひとまず続けてやってみる価値はあります。
【編集後記】
昨日は午前中に私用で外出し、午後からは相続税申告入門セミナーをオンライン開催。ご参加いただきありがとうございました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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