ネットやクラウドをうまく使うことで、スペースを考えなくてもよくなります。オンラインのコンテンツなら在庫を補充する必要もありません。
自宅で仕事をするというなら、クラウドを使っていきましょう。
自宅でしごとの弱点
新型コロナウィルス感染症の影響によって、仕事との向き合い方も見直されつつあります。
自宅で仕事をするというスタイルは、わりと聞くようになりました。
ただ、自宅で仕事をするとなると、スペースの制約はどうしてもあります。
事務所を借りていれば、書庫を置いたり、打合せスペースをつくることもできるのでしょう。
実際、事務所を借りていたときはそうしていました。
ただ、これを自宅で同じようにやろうと思うと、広さを考えるとむずかしいです。
基本的にモノは増えるという前提であれば、ただでさえ限られたスペースが、さらにせまくるしい感じになってしまいます。
そもそもわが家だとそんなの置けません。
そこで部屋に置くものは最小限にして、できるだけネット上に置くようにしています。
ネットに保管しておくことには、メリットがあります。
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書類をクラウドで保管するメリット
お客様とやりとりするときは、たいていチャットを使うか、Dropboxでファイルを共有するなどといったようにネットを介してです。
そして、データは紙では出力しないでDropboxにすべて入れています。
紙で保管しておくと、ファイル自体は探せるかもしれませんが、いかんせん、ファイルのどこにあるかを探すのにとても時間がかかります。
いっぽうで、Dropboxなどのクラウドにデータを入れておくことで、検索すればすぐに見たいファイルを探すことができるのです。
かつ、Dropboxにはスマートシンクという機能があり、容量を必要としません。
Dropbox Plus の値上げをかなりの値下げと感じた理由(ワケ) 1TB→2TB・スマートシンク・巻き戻し | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
このスマートシンクという機能は、言ってみれば電気屋さんの商品と同じようなものです。
いっけん商品が陳列されているように見えるのですが、じつは置いてあるのは空箱。
レジに箱を持っていくと、店員さんが奥から商品を持ってきてくれます。
Dropboxのスマートシンクもこれと同じイメージです。
つまり必要な書類は、ネットに置いてあり、必要なときだけクラウドからダウンロードするわけですから、自宅の狭いスペースでも問題がないわけです。
さらにスマートシンクのおかげで、保管を考えた場合にはPCの容量をそれほど必要としません。
紙を使う限りは、保管スペースの問題は避けられませんが、同じ保管スペースでもクラウドのほうができることが多く、狭いスペースでもアクセスできます。
在庫をもつならクラウドに
ネットならスペースをそれほど気にする必要はありません。
現状のDropboxは有料ですが2TBのスペース(容量)がありますし、まだまだスペースは余っています。(いっぽうで、ブログのサーバー容量はちょっとだけ気にしていますが。)
部屋には本棚は置いていますが、新型コロナウィルスのときにある程度処分し、本棚を減らしています。Kindleで読む本もあるので、その分のスペースは確保しなくてすんでいます。
そして、ネット上のコンテンツであれば、在庫スペースを考える必要はありません。
クラウドを使えるようになって、せまいところでもどんな場所でも仕事ができるようになりました。
コロナ前提ならば、やはりクラウドは必須でしょう。
ビジネスモデルにもよりますが、少なくともわたしにとっては保管場所や保管コスト考えなくてもいい、規模が関係なくなり、仕事はやりやすくなっています。
クラウドでの保管場所をうまく使っていきましょう。
【編集後記】
昨日は法人の決算を中心に。夜に子どもを寝かしつけるときに、なんちゃって昔話(適当に本人やお友達を登場させたりとか)をしたら、思いのほかゲラゲラ笑っていて「つぎは?」のオンパレードでした。ネタ切れで違うことに関心を向けているうちにどうもこっちが先に寝てしまったようです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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