タイムマシンはなく、過去に戻ることはできませんが、過去のデータを復元できるようにしておくことは欠かせません。やり直しのリスクを減らすことができるのが魅力です。
復元できるしくみがあるか?
仕事でITを使っていれば、何らかのトラブルはあるものです。
ITを使うには、データがあることが前提。
そのデータに何かあったときに、すぐに過去に戻れるようにはしておきたいものです。
予期していないものがトラブル
Excelだとファイルが強制終了されてしまうというのは、あるあるではないでしょうか。
ただ、復元の方法はあります。
Excel の場合はオプション→保存でこのように設定をしておくと、強制終了をした場合でも自動保存されているデータがあるので、傷は最小限で済みます。
もし、データが復元できないとなると、凹みますし、イチから積み上げていかなければいけません。
ただ、 PC を使って を使ってを使ってしごとをするなら、「もしも」を想定して過去に戻れるようにはしておきたいものです。
Excelの場合は、それ以前に途中でこまめにCtrl+Sで上書き保存しておくのがいいかと。
過去に戻るためのツールいろいろ
私がやっている復元、バックアップには、次のようなものがあります。
ブログのデータ
ブログをカスタマイズしていて、エラーになってしまったり、禁じ手とされる「function.php」を触ってしまい、ファイルがおかしくなったこともあります。
今回、オンラインストアをつくったときにも、「function.php」を触る場面があったのですが、おそるおそる記述を入れました。
とはいえ、いざというときのためにバックアップをとっておいたので、もし画面に影響がでても、なんとかなる予定でした。
新しくつくったサイトなので、他の記述の影響がなかったからか、なんとかうまくいきましたが…。
あとは、ブログやHPはwpXサーバーだと、データベースの保存はされていますし、
プラグイン、UpdraftPlusをつかって、Google Driveにバックアップを保存されるようにしています。
JDLバックアップ
税務ソフトJDLのファイルをバックアップしようにも、DropboxやGoogleDriveが使えませんでした。(やり方が悪いのかもしれませんが、たぶん…。)
これが、MicrosoftのOne Driveだと、バックアップがとれるので、ここがOneDriveを唯一使っている場面です。
Macの環境
Macのバックアップは、たまにとっています。
Time Machineを使って、MyPassportというハードディスクに保存しています。

ただ、手動であること、時間がかかることからたまーに。なにかあると一番困るかもしれません。
[My Passport for Mac]バックアップをとっていつでも過去に戻れるようにしておく | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
Dropboxにあるデータ
たいていのファイルはDropboxに保存しています。サーバーは使わずに済んでいるのはDropboxがあるからです。
そのDropboxでは、有料プランだと過去1ヶ月まで(ビジネスは過去3ヶ月まで)データを過去に戻すことができます。
ファイル単位で「いつ時点のファイル」というように時間指定までできるスグレモノです。
Dropbox.comにログインして、フォルダがあれば巻き戻しができます。

日付と時間を指定して、復元できますし。
特定のファイルだけなら、ファイル検索してバージョン履歴から
ファイルを復元することもできます。

Dropboxの巻き戻し、こちらの記事でも書いています。
Dropbox Plus の値上げをかなりの値下げと感じた理由(ワケ) 1TB→2TB・スマートシンク・巻き戻し | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
いざというときの備えは必要
IT、データを使って仕事をしている以上 、トラブルもあります。
こうした備えがあるので、ここのところデータに関しては大きなダメージを受けずに済んでいます。
ときには、想定していないこともあり、失敗しつつ身についたこともあります。
ただ、なってからではどうにもならずに、イチからやり直さないといけない、といったことになると目も当てられません。それだけ時間も必要ですし。
そのダメージを最小限にするためにも、ITを使う、データを使うならやはり過去に戻れるようにしておきたいものです。
【編集後記】
昨日は法人の決算や年末調整の研究を。長女(11)の学校で租税教室があったそうで、講師で来たのは話を聞くと大学の先輩でびっくりでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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