私が独立を決めたのは、2014年の年末でした。
独立するのに、年末に真っ先にやったことをじぶんの経験からお話ししていきます。
そして年末に独立を決める
独立したのは、2015年の6月ですが、独立するのを決めたのはその数ヶ月前。2014年の年末でした。今から5年前の話です。
まさに2014年12月30日には、独立を決めて年明けてからのことを考えていた覚えがあります。
「勤務先にいつ伝えるか?」
「お客様にはいつ伝えるか?」
「どこで開業するか?」
「収入はどうするか?」
といったことです。
いつか独立したいとは思っていたのですが、なかなか重い腰が上がらず。
現在の勤務のままでも、個人事務所だからいつかはピンチが来る…と気づき「独立してやっていきたい」という感情がこの2014年の年末に一気に膨れ上がったのです。
それから6月1日に独立することにしたわけですが、年末からのその期間、5ヶ月。
年末に独立することを決めて、6月1日に独立することにした理由は、年明けから確定申告(いわゆる繁忙期)だったり、自分の口から担当のお客様に話すということを考えたからです。
ここまで先延ばしにするのがよかったかどうかは何とも言えませんが、忙しいときに辞めるということに躊躇してしまいました。
ただ水面下では変わらずに独立に向けて動いていました。
真っ先に独立を声にする まずは家族だけ
独立するなら、やはり家族の理解は必要でしょう。
年末にやってよかったのは、「独立する」というのを言葉として積極的に発することができたことです。
とはいえ、年末に伝えたのは妻や両親、妹など家族のみ。
もしそこで反対されたら、独立のタイミングを先延ばしすることも考えていましたので。
いつか独立したいと伝えていたので、幸いにも反対はありませんでしたが、ずっと付き合う家族の理解は必要です。
当時、収入はガクンと下がると覚悟していたので、その対策をどうするか?ということも年明けてから数字や表で説明していきました。
口にすれば、自分もそのように動くだろうと言う意味では、年末に話をして、その決意で新年を迎えることができたというのはよかったかと。
お金の計画は必ずやっておく
独立するとなって、真っ先に考えておきたいことといえば、お金のことです。
売上がなくても、お金があればなんとかなりますが、お金がなくなれば、たちまち仕事が続けられなくなるからです。
独立当時の私はというと、年末に思い立ったということもあり、独立に使えるお金はわずか。
そこで人生初の借金をしたのですが、これがのちのち効いていたというのは間違いありません。
お金があったから、不安を減らすことはできたと感じています。
独立すると、迷う場面はそれなりにあるのですが、独立してみないとわからない景色もあり、その不安を減らすためにもお金を手元に持っておくといいかと。
独立するときにやっておいてよかった 人生初の借金 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
【編集後記】
昨日は1日オフ。夕方から双子の友人宅に。1年以上ぶりの再会。意外な共通点で盛り上がりました。その後は子どもたちが待っていた実家に。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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