私の独立は最終的にひとつの思いが大きくなって決まりました。「このままここにいても…」という将来への不安です。
後ろ向きな不安があるなら、それを独立のきっかけにするのもありです。
「このままここにいても…」
独立したいと思っても、いざ、本当に独立するとなるとなかなか決断しにくいものです。
「食べていける?」
「もう少し待った方がいい?」
「もし上手くいかなかったらどうする?」
なんて不安の壁を必要以上に高くしてしまいます。
私はそうでした。
ただ、そんな思いが行き交う結果、独立を決めることができたのは、私の中でこんな思いも出てきたからです。
「独立するのも不安だけど、かといってこのままここにいても不安」
当時勤務していたいは個人事務所だったので、ずっと勤務先として残る保証がなかったわけです。
独立しないで、もう少しそこに居続けることも出来たのでしょうが、収入、しがらみ、将来を考えても後ろ向きな不安を抱き続けていたでしょう。
そんな感じでは、勤務先にも申し訳ないですし。
同じ不安なら、前向きになれる環境で、独立後の不安と向き合う方がじぶんの可能性を試す意味でも、精神衛生的にもいいなと。
それが独立の大きなきっかけになりました。
独立しても不安は残る
もちろん、独立したからと言っても、不安がなくなるわけではありません。
資金繰りの不安
仕事を取れるかどうかの不安
食べていけるかどうかの不安
といったことは独立後も残り続けます。
でも、独立後には、収入が頭打ちになる、しがらみといった不安はなくなります。
何をするにも、じぶんの判断ひとつです。
同じ「不安」でも、楽しさとの同居なら、前向きに向き合うこともできます。
独立後の不安を減らすために
独立後の不安を減らすために、次のようなことをやっています。
数字を見る
毎朝経理をして、数字を見続けています。
数字を見ると、利益がどのくらい出ているか?お金がどのくらい増えたか?減ったか?もわかります。
数字を見て少し先を予測することもできますので、不安が大きくならないように、早く気づけます。
実際、12月末までの利益や預金残高がどのくらいになるか?は、ざっくりわかるようにしてあります。
仕事の芽を育てる
新しい仕事の芽も育てています。
これまでと違った仕事をすることで、不安を和らげることはできます。
例えば、ブログを書いたり、セミナーを開催するということがあります。
スライドをつくったり、人前で話したりする楽しさもありますし、ブログを書くことで、気持ちの整理ができて不安を減らすこともできます。
新しい体験も楽しめ、さらに利益が増える可能性もあります。
ゆる〜いつながりを持つ
独立すると、ゆる〜いつながりを持っておくことも欠かせません。
傷の舐め合いではなく、お互いに刺激しあえる関係というのも独立後の不安を和らげてくれます。
だからこそ、同じ方向性の人を見つけ、見つけていただくことを目指しています。
発信していれば、遠くの方からも見つけていただくことができます。
独立後も不安はなくならないものの、不安との付き合い方にやりようはあります。
後ろ向きな不安ではなく、前向きに付き合えるものです。
【編集後記】
昨日は1日オフ。久しぶりに朝7時前起き。午前中に予定を済ませた後に実家へ。長男(4)とサッカーボールを蹴って遊びました。そのあとはみんなで外食に。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
改装後の大香園