相続があったその先は見えている? 2次相続を想定しておく

相続

相続のことを考えるときには、先のことを見ておくのも大事なんです。

例えば、2次相続のことです。

相続税の申告で考えるべき3つのコト

「うちは相続税がかかるの?」というのは、ある程度の財産があれば気になるところです。

それとともに、「相続税がいくらなの?」というのも同じように気になるものです。

とはいえ、相続税を安くしたいという点ばかりを気にしていると、特定の人に財産が偏ってしまうこともあって、これが揉める原因なってしまうこともあるんです。

確かに相続税の支払いは少なくないのですが、

まずは

  • 揉めない
  • 払えるか?(相続税を)

を優先したいところです。

節税ばかり考えていれば、たいていは揉めます。そうすると、分割協議がまとまらないこともあり、未分割のまま申告することも。

そうすると、特例が使えずにいったん、多くの相続税を払うことにもなりかねません。

相続でもめてしまうと相続税の申告はどうなるの? | GO for IT 

そんなこともあり、節税で相続税を下げることを考えるのはその後です。

ですから、ときには一番税負担が低くなるパターンをあえて選択しないということもあるわけです。

その先は見えている?

相続でどうやって財産を分割するかを考える場合、その相続のことだけでなく、「次の相続ではどうなる?」を見ておくというのは、結構大事なことなんです。

被相続人:夫
相続人:妻と子供3人
相続財産:1億円

というケースで考えてみると、妻には「配偶者の税額軽減」という特例があり、妻は1.6億円まで財産を相続しても相続税がかかりません。

だから、1次相続だけで考えれば、妻に相続してもらうことで、確かに相続税額は小さくなります。場合によっては、ゼロ円にもできます。

でも、遠くないうちに今度は妻(2次相続では母になる)の相続があった場合、「配偶者の税額軽減」のような税額を減らせる特例はありません。

1次相続にあって2次相続にない配偶者の税額軽減 「払えるか?」は先まで考えておく | GO for IT

だから1次相続ですべて妻(母)に相続してもらうと、2次相続のときにそのしわ寄せが来てしまいます。

 

夫が亡くなった1次相続の財産をすべて妻が相続すると、1次相続での相続税はゼロになるものの、次の2次相続税額は跳ね上がってしまいます。

トータルでは一番多くなってしまうことに。

ただ、これだけ税額が変わっても、それでも妻(母)に財産を。というのであれば、それは1つの選択なのでしょう。

先が見えていれば、何が起きるか心の準備ができているものですが、これがわかっていなくて、ある日突然目の当たりにするのとでは、ずいぶんな違いがあります。

さらに、同じ財産だとしても分け方によって、これだけ負担が変わることがあるというのは知っておきたいところです。

地図を手に先を見ておく

大事なのは、先を見ておくことです。

会社を経営するにも、事業計画をつくりますが、それも先の見通しをつかんでおくため。地図を持っているだけで経営のしやすさは違うものです。

相続もそれと同じようなもので、先を見ておくことが大事です。

確かに現時点での概算計算ですし、実際に相続があった時にこのとおりに分けるとは限りません。

それでも、妻がすべて相続したらどうなるか?はわかりますし、よほど財産に変化がない限り、方向性は変わらないでしょう。

例えば、こんなケース。1次相続で妻がいないなら、1次相続での税負担は変わりません。
そうなると、「揉めない」「払えるか?」「節税」のバランスをとりつつ、先を見てどうするかを考えておく必要があります。

ざっくりでも先のことが見えていれば、次の相続がおきるまでにやれることはあるでしょう。

生前贈与とか、遺言書を作成するとか。あとは…生前贈与とか…。それに生前贈与も。

と、それはともかく概算ながらも、シミュレーションして、地図を持っておくのはおすすめです。

 


【編集後記】
昨日はオフ。子供たちと安城市の堀内公園に遊びにいこうと思っていた矢先に、雨が降ってきて、行き先を室内で遊べるモリコロパークに変更して、楽しんできました。夜はAmazon Prime dayを散策。いくつかアイテムを購入しました。

【昨日の1日1新】
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