Excel超入門 if関数で複数条件を指定する AND関数・OR関数・マクロ

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Excelでよく使う関数の1つ、「if」。

この「if」を使って、複数条件を指定することができます。

目次

if関数で複数条件を指定することができる

Excelで使う関数。

数式を入力すれば、他のセルにも応用できますし、必ず使っておきたい機能です。

その中でもIF(条件)はSUM(合計)と同じくらい利用できる関数と言えます。

SUMは合計する関数で、かつ、ショートカットキーがある関数。

「Alt」+「Shift」+「=」(Macの場合には「option」+「Shift」+「=」)で合計できます。

一方で、IF(条件)の場合には、ショートカットキーがなく、「=if」と入力すると、関数候補に表示されます。選択して、この続きを入力していくものです。

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それだけに、どんな入力ができるか?というのは、知っておくと便利です。

if関数を使って複数条件を設定するには?

IF関数は、「もし〜なら〇〇として、そうでなければ××」といった処理を行います。

これを条件1つでなく、2つ、3つと複数設定することが可能です。

ifを使って条件設定

「もし超人強度が100万パワー以下なら、○をそうでなければ、空白にして」という場合、次のように入力します。

スクリーンショット 2019 05 04 16 20 07

=IF(C2<=100,”○”,””)

「<=」というのは、「以下」ということ。

空欄にする場合には””とします。文字列の場合、”1”とか”ミート”という表示をします。

他に使える等符号は?
  • =  等しい
  • <= 以下
  • >= 以上
  • >  超
  • <  未満
  • <> 一致しない

結果、○がつくのは、キン肉マンを筆頭とするアイドル超人。ほとんどが100万パワー以下で宇宙の強豪超人と戦っていることを改めて実感。

とは言え、超人パワーがすべてでもないことは、将軍様(悪魔将軍)が1,500万パワーしかないのに、驚異的な強さであることからも証明されています。

IF関数とAND関数を使った複数条件指定

IF関数で複数条件を設定する場合、IF関数の中にIF関数を入れ込んでつなげることで式を組み立てることはできます。

ただ、複雑な式になると、わかりにくく、あとで見直したときにも、どんな目的だったのかが、解読できないことも。

そうなると、変更したいときなど大変です。

条件が複数という場合、IF関数とAND関数を使うことで、複数条件をわかりやすく指定することができます。

AND関数は「かつ」を表し、AND(条件1,条件2,…)という使い方をします。

スクリーンショット 2019 05 04 16 26 34

 

「もし、超人強度が5,000万パワー以上で、かつ、フェニックスチームなら○をつけて」

つまり、「フェニックスチーム」で、かつ「5,000万パワー以上」と2つの条件を満たしていないと、○はつかないということになり、ハードルは上がります。

とはいえ、フェニックスチーム。5人のうち、4人がその条件をクリアしているというすごい陣容ではあります。

最近読み返したそのフェニックスチームとの対戦。やはり面白く、ロビンかっこよすぎ、かつ、泣かせます。

IF関数とOR関数を使った複数条件指定

「または」を意味するOR関数。OR(条件1,条件2,…)と、どれかに当てはまれば、というときに使います。

このOR関数もIF関数と組み合わせて、複数条件を指定することもできます。

 

=IF(OR(B2=”キン肉マン”,B2=”ソルジャー”),”○”,””)

スクリーンショット 2019 05 04 19 50 04

これで


「キン肉マンチームかソルジャーチームの超人なら○をつけてね」

ということです。

どちらかに該当するなら、○が付くわけですから、フェニックスチーム以外の超人には、○が
つくわけです。

Excelマクロでifを使った条件設定

このIF関数をマクロで書くこともできます。

マクロの基本設定はこちらの記事で。

Excel VBA超入門 マクロを書いてみたい人集合! 仕事ときどきアウトプットがおすすめ | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog

マクロで書く if関数

まず、通常のIFステートメントは次のように書きます。

「For〜Next」で繰り返し処理をするという記述。

「i」というのは変数で、でC2セルからC17セルまで、繰り返し処理してねということ。

そしてIF関数に相当する部分には

IF 条件 Then

処理

End if

と書きます。

ExcelマクロでIFとANDを使った複数条件指定

ExcelマクロでIFとANDを使った記述は、次のようになります。

という感じです。条件1と条件2をAndでつなぎます。

ExcelマクロでIFとOrを使った複数条件指定

最後は、ORを使った場合の記述。

前述のAndの部分をOrに変えれば、OR関数と同じ効果になります。

関数で解決できるならマクロを使う必要もないと思いますが、繰り返し処理が必要で、マクロを使うのであれば、知っておきたい記述。

マクロを記述した場合には、Excelファイルを保存するときの種類は、「Excelマクロ有効ブック」にする必要がありますので、ご注意を。

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最後に、超人強度が高い順にご覧いただき、この辺でお別れします。(将軍様あり)

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【編集後記】
昨日は、諸事情で午後からお客様訪問。家族には、半日温泉でゆっくりしてもらい、その後合流して食事に。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
スターバックスコーヒー TSUTAYA 瀬戸店


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