フリーランスは源泉徴収をしないといけないの?

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「源泉徴収ってよく聞くけど、やらないといけないの?」

ひとりしごとであれば、義務はありません。ただ、やっている仕事によっては、こちらから出す請求書に載せる必要があります。

源泉徴収って?

「源泉徴収」というルールがあります。

社員に給料を支払ったり、個人事業者に報酬を支払う場合、あらかじめ所得税を差し引いて、社員には給料を、フリーランス、個人事業者には報酬を支払うことになっています。

 

補足
どんな仕事の報酬の場合に源泉徴収が必要なのかは、法律で決められています。(デザイン、講演料、税理士、弁護士、カメラマンなど)

 

給料や報酬を支払う会社側が、本人に代わって、この差し引いた所得税を給料や報酬を支払った月の翌月10日までに税務署に支払うということになっています。

これが「源泉徴収」と言われる、いわゆる税金の前払いです。

確定申告をするときに、この源泉徴収された所得税については、確定申告で計算した所得税から差し引きできます。

補足
給料(と税理士などへの報酬)については、支払いを翌月10日ではなく、7/10と1/20の年2回、半年分をまとめて払うという特例ルールもありますが、報酬はすべて翌月10日支払いです。

 

ところで、私はこの「源泉徴収」という言葉がどうにも好きになれません。

「徴収」ってとても強い感じで。年貢じゃあるまいし…と言いたくなります。

収入を「泉」に例えるところもイケてません。

もう少しソフトな言葉でもいいんじゃないの?、なんて思ったりもします。

 

フリーランスが報酬を支払ったら源泉徴収は?

フリーランスとしてひとり仕事をしていれば、フリーランスに仕事をお願いするようなケースもあるでしょう。

前述の会社の立場になるような場合です。

そのとき、フリーランスは報酬を支払うときに源泉徴収をしないといけないかどうか?

報酬から源泉徴収して所得税を税務署に支払う必要があるのは、給料を支払っていることが前提です。

そんなわけで、もし誰も雇っていなくて、給料を払っていないなら、源泉徴収はしません。

逆に人を雇っていて、給料を払っていれば、フリーランス、個人事業者と言えども源泉徴収は必要になります。

 

補足
報酬と消費税が区分表示されている場合、一般的には次のように考えます。ただ仕事内容によって計算方法は異なります。

  1. 報酬100万円まで [×10.21%]
  2. 報酬100万円を超える部分は[×20.42%]

例えば、報酬10万円なら[100万円×10.21%=]10,210円が源泉所得税になります。 

 

Excelで計算してみると理解が深まる

源泉徴収が必要な仕事をしている場合、報酬をもらう側なら、源泉所得税を差し引かれて報酬が振込みされることになります。

なので、取引先が源泉徴収が必要となる会社や個人事業者なら、こちらから出す請求書には源泉所得税についても記載しておくべきです。

さらに、源泉徴収された税額が正しいかを確認してみましょう。

今は請求書ソフトがあり、源泉所得税を計算してくれるものもありますが、それ以外でもExcelで計算してみることで理解が深まります。

 

報酬額から入金してもらう金額を計算する

Excel計算するなら、こういった式を使うと計算できます。

100,000円の報酬であれば、振り込んでもらう金額は97,790円です。

たとえ消費税が免税でも消費税の請求はしましょう。

源泉所得税は10,210円。これを取引した会社に天引きしてもらう代わりに納付してもらうことになります。

補足
源泉所得税の計算方法は仕事内容によって異なります。ここでは一般的な計算方法で説明しています。

入金額から逆算して報酬額を計算

口座に振り込まれた手取り金額から、逆算して報酬額を計算することもできます。

ゴールシークを使います。データ→What-If分析→ゴールシークとクリックし、

(Alt→A→W→Gと順番に押してみましょう。)

例えば、振込みがあった金額が146,685円なら、目標値にはその金額を設定します。

C7セル(振込額)が146,685円となるC4セル(報酬)150,000円を探してくれます。

請求書ソフトなら自動。自動でやってくれることに越したことはないのですが、任せっきりになると理解が進みません。

こういったことを1つずつ理解すると、お金の流れ、確定申告への理解も深まります。

 

税金のこと難しい部分もあるのですが、Excelを使って自分で計算してみると、わかることも多いですし、Excelのスキルについても、これまた理解が進みますので、手を動かしてみるのがおすすめです。

 


【編集後記】
昨日は午後からお客様訪問。これまでにやったことの検証と来期の計画などを確認しました。朝、長男(3)を幼稚園に送ろうとしたところ、ぐずりだして、ドラゴンボール超の動画を見せてようやく落ち着いたものの、今度は時間になると「まだ見たい」と言い出して、幼稚園に送るのにかなり苦戦しました。仕事終わった帰りにデザートを買っていったらすぐに食べていました…。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
セブンイレブン かまくらもこ


相続税申告・ひとりしごとをサポートします 植村豪税理士事務所

相続や贈与のことでお悩みの方、「決算書の数字が読めない」、「資金繰りを改善したい」、「クラウド会計を使ってみたい」というひとり社長やフリーランスの方のサポートに力を入れています。


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