MFクラウドでAmazon と クレジットカードの連携データが重複する問題の解決方法は共存できる道を探すこと

MFクラウド

スポンサードリンク




クラウド会計を使ったからといって、すぐに経理が楽になるわけでもありません。

しくみに合わせて上手く付き合っていけるように工夫することが必要です。

便利がゆえに起こりがちなデータ連携の問題

クラウド会計には、データ連携ができるという特徴があります。

どんなデータと連携できるのか。一例としては、

  • 銀行
  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • Amazon
  • スタバ
  • ASKUL

といったものがあります。

データ連携ができるからと「クラウド会計のソフトを入れれば、経理が楽になるんでしょ?」となりがちです。

 

ところが、実際はそう簡単にいかないこともあります。

 

ただデータ連携だけをさせても、試算表がめちゃくちゃになってしまうということも…。

 

クラウド会計を使って、今までよりも経理をラクにしたいなら、連携されるデータを上手に活かせるような仕組みを最初につくっておくことが必要です。

補足
これ以後、MFクラウドをベースに説明していきます。

 

Amazonのデータとクレジットカードのデータは共存できるのか?

いろんなサービスのデータを連携していると、1つの取引で複数のデータが発生することがあります。

どういうことでしょうか?

これを「とあるケース」をもとに考えてみます。

とあるケース
Amazonで本を買いました。支払いは1,512円です。これをクレジットカード(Amazonカード)で決済することにしました。

通常はこういった仕訳になります。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
新聞図書費 1,512 未払金(クレジットカード) 1,512
補足
私は、「未払金」や補助コードを使わずに、「Amazonカード」( Amazonカードを使っているからという、なんともややこしい…)という勘定科目を使っていますが、わかりやすく未払金としました。決算書では未払金に集約させています。

Amazonもクレジットカードもどちらもデータ連携しています。

そうすると、同じ取引なのに2つのデータが連携されることになるわけです。

Amazonからのデータ連携と、クレジットカード(Amazonカード)からのデータ連携、どちらも同じ内容のデータです。

片方のデータを仕訳の対象外にして別れを告げることは簡単ですが、ある取引だけ毎回、対象外のボタンをクリックするというのもかえって困惑します。

それにAmazonのデータには、摘要に買ったものの名称が入っていますから、これを活かしたいです。

 

そこで、どちらのデータも活かす道を選びます。

翼くんと岬くんが共存できるような、ロマーリオとロナウドが共存できるような、AIと人間が共存できるような道と同じ道です。

データ連携を活かせるような2つの仕訳にする

2つの連携データを共存させるためには、もともと1つの仕訳で済むものを、あえて2つの仕訳に分けます。

さらに、1つで済む仕訳をあえて2つに分けるための通過勘定(科目)をつくります。

私の場合はAmazonでモノを買ったというケースなら、「amazon」という通過勘定をつかっています。

ここでもう一度、今回のケースを確認しておきましょう。

とあるケース
Amazonで本を買いました。支払いは1,512円です。これをクレジットカード(Amazonカード)で決済することにしました。

本来の仕訳は?

本来は前述したとおり、この仕訳が1つあれば済むわけです。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
新聞図書費 1,512 未払金(クレジットカード) 1,512

クレジットカードの利用料金が口座から引落しされたときに未払金(クレジットカード)が預金に変わって終わりです。

クラウド会計のための仕訳は?

Amazonのデータ連携では、あえて、「amazon」という科目を使って、こういった仕訳にします。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
新聞図書費 1,512 amazon 1,512

一方で、クレジットカードのデータ連携では、こういう仕訳になるように設定します。

借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額
amazon 1,512 未払金(クレジットカード) 1,512

こうすることで、Amazonからのデータ連携とクレジットカードのデータ連携、どちらかを「仕訳対象外」として登録することなく、共存させることができます。

そもそもデータ連携をしなければ、あえて2つも仕訳する必要はありません。

 

注意
仕訳したあとに通過勘定である「amazon」勘定が残高ゼロになっているかどうかは、必ず確認しておきましょう。

クラウド会計でデータ連携するからこそ、こういった仕組みつくりが大事だったりします。

モバイルSuicaとクレジットカードとか、データが重複するような取引なら、すべてこの共存するパターンにしています。

これからクラウド会計を始めてみようという方は、最初にこの設定をやっておくのがおすすめです。

 


【編集後記】
昨日はお客様訪問。決算の着地見込みやその他もろもろについて、そのあともう1件訪問し、コンサルティングの内容について話をしました。戻ってきた頃にすごい大雨が降り出して…、どうやらうまいことかわせたようです。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とある件で税務署に連絡
尾張旭市のとある寿司屋


スポンサードリンク