自分はこれからどうしていきたいか?
自分のスタンスを時々見直してみることも必要だと感じています。
自分はどうあるべきか?
フリーランスとして独立するとき「自分はどういう方向性で行くのか?」ということを考えることがあるでしょう。
私も結果としてブレたまま独立したのですが、それでも独立するときに、ある程度方向性や収支計画などを考えたつもりでした。
独立する時に考えていたこと、一例として
- 固定電話を置く
- FAXを置く(税理士会の絡みもありましたが)
- 最初は一人で。業績よくなったらパートの採用を考える
- 自宅から離れた場所に事務所を借りる
といったようなこと。(今となっては全部変わりましたが・・・。)
どれも何となく。勤務時代に何となく合わせていました。
「(勤務当時、それなりに電話も鳴っていましたので、)やっぱり独立しても固定電話は必要だな。」
「FAXも税理士会でも求められるし(実際は回避策あり)、お客様と資料のやり取りもするだろうし。」
というイメージで考えていましたが、いざ独立してみると、独立前と環境はまるで違います。
であれば、電話とかFAXとか揃えて同じ環境でなければいけない理由もありません。
「自分はどういうスタンスでやっていくか」
そのことをもう少し深く考えていたら、電話もFAXも契約することはなかったかもしれません。
ブレたまま独立したので、ある意味当然ですが・・・。
ブレてくることはあって当たり前と思え
独立してみて方向性が違うなと思えば、その時に変えていけばいいと思うのです。
自分のスタンスが最初からわかればいいのですが、そうそうキッチリできるものでもありません。(私の場合は)
これからもそういうブレる場面は出てくるでしょう。そういうものだと思っています。
「本当にこの方向性でいいのか?」
だから自分のスタンスをときどき確認する時間を持ってみるべきです。
自分のスタンスを確認してみる
自分と方向性が違う人の発信する情報であっても、拒絶するばかりでなく、耳を傾けてみるのもひとつです。
先日私もそれを聞く場面がありました。
税理士であれば、出てくる情報としては例えばこういったものがあります。
「従業員をたくさん採用して事業を大きくしたい」
「一等地に大きな事務所を借りたい」
「24時間いつでも電話してください」
「月額顧問料は9,800円から」
といったものは、私が目指している場所ではありません。
もちろん、このスタンスがあっている人もいるでしょうし、その考えを否定する訳でもありません。
自分には合わないというだけです。
スタンスが違う人の発言に耳を傾けてみると、そういったことも改めて確認できて、自分の方向性も再確認できます。
また、すべてが合わないという訳ではなく、方向性は違ったとしても、
「ブログで情報発信する」
「上から目線のお客様とは契約しない」
「HPで受けられないお客様の情報を書いておく」
というように、同じだなぁと思えるものもありました。
こういったことから、自分のスタンスを再確認することも必要だと感じています。
だから、自分のスタンスにあった情報だけをインプットするのではなく、ときには、自分と違う方向性の情報を研究してみることも一つです。
それによって自分のスタンスを再確認できます。
ブログを書く、HPをつくるといったことで、必ずどうあるべきかというスタンスを考えることになりますし。
結果的にブレを減らすことができていると感じています。
【編集後記】
昨日は相続の個別コンサルティング。現状の財産や債務で見直しできそうなものもあり、そこを検討していく予定。終わってから支部集会、ブログ、夜はスポーツジムへ。自分でできるようになったと思っていても、コーチに足を開かない、動きを止めるといったアドバイスをもらっただけで負荷の感じ方が変わりました。(^^;;教えてもらっても、期間がある程度空くと少しずつズレてきます。(笑)