その相続対策は本当に大丈夫?

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相続対策の提案を受けたということでご相談いただくこともあります。
ただ、その対策が本当に大丈夫なのか?

目次

相続対策は大事だけど

相続は人生において限られた回数しか経験しません。
じぶんの相続は一度きり。

親族に財産や債務を引き継いでもらうわけです。

もめないように
支払いで困らないように
相続税を払えるように

と、生前のうちに対策しておいたほうが、じぶんが亡くなってからの選択肢も増やせますし、親族が困ることも減らせます。

相続対策といわれるものです。

この相続対策、いろんなところから提案を受けることも多いです。
銀行、専門家、不動産業者などなど。

そのなかで、その相続対策は大丈夫?と思われるものを見かけることもあります。

その対策は本当に大丈夫なのか?

その相続対策は本当に大丈夫なのか?

・配偶者がすべて相続する前提
・借入することが前提
・持株会社

などの提案であれば、ちょっと踏みとどまってみてもいいでしょう。
中にはいい提案もあるでしょうけど、相続の全体が見えていない提案もあります。

配偶者がすべて相続する前提の提案なら、2次相続(配偶者の相続)ではどうなるか?まで検討されているか?
2次相続まで見て対策しないと、2次相続のときに相続税の支払いがドカンと増えてしまう可能性もあります。

また、アパートを建てるという提案もあるわけで。

賃貸物件を立てて、銀行からお金も借りるので、相続財産としての評価額は下がります。
相続税の評価だけを考えれば効果はあるでしょう。

ただ、採算がとれるかどうかはまた別のはなしです。
提案された資料の収支計画ではいいように映っても、先は長い。
アパート経営は相続後も物件がある限り続きます。
新しいアパートやマンションが出てくれば入居率が下がり、「家賃下げましょう」という提案に変わるケースもあります。
郊外の地域ならなおさら。

そうすると、アパートの資金繰りは苦しくなります。
提案が本当にいいものかどうか?
大きなお金が出ていくので、よくよく考えないといけないです。

持株会社やもう1つ会社をつくりましょう、という提案もあります。
今ある会社の株を直接保有から、新会社をとおした間接保有に変えるという提案。
この提案は、今ある会社の株価が高め、もしくは高くなることが想定されることが多いです。

ただ、会社を複数つくってややこしくなるケースもあります。
そこまでやる必要があるかどうか?
新会社が株を買うとなると、手元にお金がないことがほとんど。やはり銀行からお金を借りることになります。
今はいいけど、次の相続のときにどうするか?

どんな相続なのか?は、人それぞれ。
提案の規模が大きすぎて、現状、実態にそぐわないものも多いのです。


相続対策といっても、将来に何があるかはわからず。
メリットもあれば、デメリットもあるわけです。

提案があった相続対策、いい提案もあるでしょうけど、「今はいいけど将来は?」という視点からも検討することが大事です。

早めの対策に越したことはない

相続があってからではどうにもならないこともあります。
その意味で生前のうちに提案してもらえることはいいことです。

考えるきっかけになりますから。
ただ、前述したように、鵜呑みにはしないことです。
提案があると「そうしないといけないのかな?」と思われることもあるでしょうけど、道は1つではありません。

そこまで大げさにやらなくても、身近なところからできることも。

・もめないように財産分け、遺言書
・生命保険、生前贈与を利用して支払う対策
・小規模宅地等の特例の利用を検討

などなど。

ご自身の相続、流されずにじぶんがどうしたいか?で動いていきましょう。
セカンド・オピニオンとして他の方の意見を聞いてみるのもいいでしょうね。


【編集後記】
昨日はオフ。
長女(17)と妻と3人で買い物。
午後は自宅でゆったりと。
夜は鍋でした。長男(11)は
キムチ食べられないので、
味噌鍋もいっしょに。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
サントリー 特水


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