移動する時間がもったいないと言われることも多いです。
ほんとうにそうなのか？
わたしの考えをおはなしします。
移動には時間がかかるもの
移動のデメリットを挙げるすれば、時間がかかること。
1日24時間、そのうち利用できる時間が13時間程度だとすると、その限られた時間を移動に利用するわけです。
Zoomなどを利用すれば今や移動なしで仕事ができ、会える時代。
移動の時間がなければ、他のことに時間をつかうこともできますから、移動時間はデメリットとして挙げられることも多いです。
ただ、移動しないと味わえないものもあります。
わたしは、非日常を味わうために、デメリットとしての移動を受け入れています。
現地に行かないと味わえないもの
冒頭の写真は、鹿児島の高千穂河原（たかちほがわら）という場所。（友人に撮ってもらいました。）
標高970mの山中にあり、クルマでも高千穂峰（たかちほほう）が見えるところまでたどり着くことができます。他の山もあるなか、ここだけ山の地肌が見ているのが特徴です。
聞けば、もともと霧島神宮がこのあたりにあったそうで、火災によって下山して今の場所に移動されたとのこと。
そのはなしに興味があり、霧島神宮を訪れてから、さらにクルマで15分登りました。霧島神宮に訪れる方はある程度いらっしゃいましたが、ここは霧島神宮よりもさらに高い場所ですし、駐車場から写真の場所まで10分ほど山道を歩きますし、ほとんどヒトがいませんでした。
標高が高いこともあり、かなり寒く。そのうち雪も降ってきましたし。
ただ、移動したからこそ、
景色
気温（寒い…）
雪に触れる（初雪）
高さ
といったものを味わうことができました。現地に行かないと味わうことはできません。写真撮影も現地でできることです。
まぁ、合成写真という手もありますが、無味無臭に意味はないかと。
確かに移動には時間がかかりますし、クルマで移動すれば運転にも集中しますし、それなりにHPも減るのかもしれません。
仕事で訪れるにも、旅行に行くにも、移動にかかる時間はデメリット。
ただ、現地でしか味わえないものを体験するために、移動時間も受け入れています。
せっかく移動するなら楽しみたいもの。わたしは好きな移動方法を選んでいます。
新幹線で行けるとしても、あえて自由に動けるクルマを選ぶのは、楽しめるし線路にない場所を自由に動けるからです。
さすがに北海道や鹿児島は飛行機ですけど。
非日常を味わうために
非日常を味わう、その方法の1つが移動することです。
わたしは愛知に住んでいますが、それ以外の場所にも積極的に行っています。
知らない場所を訪れ街の様子を知ったり、名産品を味わうのが楽しみの1つです。
先週は家族で伊勢神宮に行って伊勢うどんを。
今回の旅行では、鹿児島ラーメン、
鹿児島名物の白くま
かすたどん、かるかん、黒豚そば、あくまきなどなど。
愛知県にいては名産を味わえず、現地に行かないと味わうことはできません。…というか現地で食べるからよりおいしさを味わえます。
山頂でのおにぎりが美味しいというのと似たようなものです。
すると、移動する時間はデメリットだとしても、それ以上のメリットがあれば移動することにも意味が出てきます。
実は今回の旅行でも、鹿児島はフェリーで横断できる（フェリーから見える桜島。ちょっと曇っていたのが残念）、
中心地では、鹿児島市電（路面電車の本数が多い）と市バスが公共交通機関のメインだった。（JRもありますけど、路面電車やバスのほうが目立ちました。）
…というのも現地に行ったからこそ、気づけたことです。どれも感激しました。
写真や雑誌でいくら見ていたとしても、現地で体験するのとでは、印象がまったく違うものです。
移動時間はデメリットかもしれませんが、その奥にある体験のためにも移動もおすすめです。
【編集後記】
昨日はホテルからクルマで
西郷隆盛像前。
その後に仙巌園（せんがんえん）で
前日に食べそびれた名物しろくまに遭遇。
季節外れのかき氷を食べてから、
今回の目的の1つ、植村駅に。
その後、霧島神宮や
高千穂河原、霧島東神社と回って、
夕方には空港へ。
すると、帰りがピンチに。
強風の影響でセントレアに
到着できない場合には、
羽田空港に飛ぶとのこと。
「えー、羽田は避けたい」と
思いながら飛行機に乗り、
着陸前にも機体が揺れる中で
なんとか無事に着陸。
3日ぶりに家族にも会えました。
ただ、長男(10)とは会えず…。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
西郷隆盛の銅像
スタバ 鹿児島仙巌園（せんがんえん）店
仙巌園
仙巌園茶寮 しろくま
明石家 かるかん
JR九州 植村駅
霧島神宮
高千穂河原
霧島東神社
吹上庵 黒豚そば
駅までレンタカー送迎
ドトール 抹茶ラテ
