形原温泉あじさいの里。オープンしているのは1年のうち1ヶ月だけ。同じように1ヶ月など短期で集中して仕事をする道もありますがやっていません。その理由をまとめてみました。
あじさいの里
「形原温泉 あじさいの里」は愛知県の蒲郡にあり、冒頭の写真のようにたくさんのあじさいを見ることができます。
正直なところ、形原温泉で多くの方に来てもらうのはキビシイかなというところで、あじさいの里はうまいなと。あじさいの里のHPもあり、ネットで見つけて来る方もいらっしゃるでしょう。これもうまい。
蒲郡だけで宣伝するよりネットを使って外からも来てもらったたほうが効果的です。わたしもその1人でした。
で、あじさいの里、左上の入口で入場料500円(+駐車場500円)を払って里の中に入ることができます。

入口から多くのあじさいが咲いています。

途中の道にも辺り一帯にあじさい。

わたしだけでなくみんなが写真を撮っています。まぁ、そうなりますね。


橋をわたって奥に進むと、右上に見えるあじさい畑にたどり着きます。

あじさいの里というだけあって、かなりたくさんのあじさいを見ることができます。その数5万株とか。

あじさいの向こうに見えるほどにたくさんです。これだけ育てるのはタイヘンでしょうね。

わたしが行ったときは、平日なので人は少なめでしたが、カップルの方も多かったです。

そういえば、ここではあじさいを買うこともできます。
1ヶ月だけ仕事するという道もある
ご存知のとおり、あじさいは咲く時期が決まっています。なのであじさいの里も開催期間は6月の1ヶ月の期間限定。
それでいて入場料は500円です。
入口で受付のおばちゃんに聞き取りしたところ、開催期間は1ヶ月だけで、それ以外の月はすべてあじさいを育てるのに力を注ぐんだとか。
まぁ、毎日やることはないでしょうけど、あじさいを仕入れたり、育てたりのメンテナンス期間が11ヶ月ということです。

つまり、ヒトに例えると、1ヶ月だけ店を開けるということです。
これで毎年やっていけるのか?やっていけるでしょうね。
蒲郡市のHPによれば、毎年およそ10万人の方が訪れるそうです。このうち中学生以下は無料だということなので、仮に大人の入場者を7万人だとすると、
500円✕70,000人=3,500万円
これにあじさいを育てるための材料、メンテナンス料金、人件費、電気代などを払ったとしても、充分に利益は出ているでしょうね。
里で仕事されている方はおばちゃんしか見なかったですが、もう少し社員の方がいるとしても。
すると、年間のうち短期だけ仕事してあとは自由(ちょっとだけ仕事)というやり方も見えてきます。
税理士で言えば、確定申告の時期だけ仕事をする、法人の決算を特定の時期に集中してやるなど、できないこともないのかもしれません。
ただ、わたしはやりません。仕事もやはり楽しいですし、ほどよくやっていたいからです。
仕事と遊びのバランスをとる
たとえば、確定申告の時期に集中して仕事し、1年分の利益を出せるなら結果は同じです。短期集中も1つの道でしょう。
ただ、その数ヶ月は仕事だけをひたすらやることになるでしょう。(そうでもないですかね?)
遊ぶ時間はなく、家族との時間もままならない。さらに寝る時間も削って…ということをやっていたら、たとえ短期であってもココロがもたないです。
スキル面でも。集中して仕事をしている時期は仕事の腕は研ぎ澄まされるかもしれませんが、そのあとに遊んで仕事をしていなければ、仕事のスキルは錆びつく可能性があります。それは避けたいかなと。
たまに営業して多くの方に来ていただけるようなあじさいの里のようなやり方はできませんから、日々営業し続けて来ていただけるのがわたしにとっては長いようで結果的に近道です。
独立後、いつどうやって仕事をするかは自由。
短期間に集中して仕事をするのも1つの道、いっぽうで、1年間同じように仕事をして、それでいて自由な時間をもつというのもまた道です。
年末年始もこのブログやメルマガはやっていますし、完全な休みはないですね。
昨日も朝に仕事をしてからクルマであじさいの里に行っていますし、しばらくはこの戦術でいきます。
【編集後記】
昨日は相続、動画を見たあと、蒲郡市に移動しあじさいの里へ。今月末までに終わる前に来れてよかったなと。来年は家族で来ようかと。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
形原温泉あじさいの里
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