AIが出てきて、仕事の選択肢は増えました。
これまでExcelでやっていたことを、AIにお願いできる場面もあります。
じゃあ、ExcelをやめてAIにお願いすればいいのかというと、そういうわけでもなく。
たとえばデータ処理でも、わたしはExcelとAI、それぞれ共存させています。
Excelはハッキリしている
仕事ではExcelをメインに使っています。
CSVファイルをつくって会計ソフトや税務ソフトにインポートすることもできます。
月次資料も会計ソフトからデータをエクスポートし、Excelにコピペ。
集計し、XLOOKUPなどの関数を使って、つくっています。
Excelのメリットは真っ白な状態からじぶん好みでカスタマイズできること。
会計ソフトにないグラフを資料に入れたり、税務ソフトに頼らずともシミュレーションもつくれます。
さらにExcelマクロなどプログラミングを使うことで、自動処理にもできます。
もう1つ、Excelを使うメリットだと感じているのが、処理がハッキリしていることです。
同じデータ、同じ数式なら、毎回同じ結果になります。
もし結果が違っていたとしても、
「この関数、間違えたわ」
「参照しているセルが違った…」
「マクロのこのコードがおかしい」
と、原因を追っていくことができるのです。
この確実性は、Excelの大きな強みです。
では、AIはどうか。やはりExcelとは違います。
AIには伝える工夫が必要
AIを利用すれば、今までITスキルでやっていたことをやらなくてよくなる可能性もあります。
Excelでやっていたことといえば、
・レシートをスキャンして経理データにする
・コードを書かずにしくみをつくる
・マクロのコードを書いてもらう
などなど。
ほかにもWordPressをカスタマイズするCSSコードを書いてもらったり、複数の商品を比較して表にまとめてもらったりと、かなり広い範囲で仕事をお願いできます。
ただ、AIにはExcelにはないデメリットもあります。
お願いしたことがうまく反映されず、「だから、さっき言ったやん」となることもあります。
逆に「頼んでいないのに勝手に手を加えんでいい」ということもあります。
理由を聞けば説明してくれることもありますが、その説明を踏まえてお願いし直しても、やっぱりうまくいかないことも。
そんなときは、文章で伝えるのをやめて、スクリーンショットに手書きしてアップロードするなど、伝え方を変えています。
Excelなら、関数やコードとして正しく伝われば、そのとおりに動きますが、AIはそうとも限らないのです。
手を変え品を変え、伝える工夫が必要です。
では、AIはデータ処理には向かないのか?
そんなこともありません。
むしろ、ExcelよりAIにお願いしたほうがいいと感じる場面もあります。
どちらにも触れていく
たとえば、これまでExcelのダミーデータをつくるのは、Excelでやっていました。
でも、今はAIにお願いしています。
Excelだと「=RANDBETWEEN(最小値, 最大値)」という関数を使ったり、じぶんで手を動かしてやる必要がありました。
今はAIにお願いします。
「こういう条件のダミーデータを100件つくってちょ」
と伝えれば、サッとつくってくれます。
PDFファイルをExcelに変換するのも、ソフトだと表示崩れがありましたが、ClaudeやChatGPTにお願いすると、けっこうキレイなデータとして変換してくれます。(PDFのデータ変換はClaudeのほうが優れていたかなと。)
これは今までだとAdobeAcrobatをはじめとしていろんなツールで試しましたが、あまり上手く行きませんでした。
こう考えると、わたしの場合、
データになる前はAI。
データになったあとはExcel。
という役割分担が今はしっくりきています。
AIではアプリをつくれます。通帳をスキャンして、

日付、摘要、入金、出金などをデータにするところまでをAIにお願いできます。データをダウンロードして、

あとはExcelの出番です。

Excelで並び替えたり、集計したり、チェックするといったデータ処理ができます。
ここもAIに任せるというやり方もあるのでしょうけど、やっぱり間違えることもあり、意図しない処理をされることもあって、じぶんでやっています。
少なくとも、PDFを見て入力する、(相続の仕事で)通帳PDFを見てExcelに入力して、預金分析するといったことは、もうやらなくていいかなと。スキャンしてExcelでソート、集計という流れ。
ということで、AIじゃないとできないことをアプリでつくって動画にしてみました。
実はあまりスキャンには興味なかったんですけどね。相続の仕事で通帳を見るのがめんどくさくなり、そこから深みにハマってレシートや請求書からの仕訳まで…。
こっちは預金通帳のPDFをデータ化するためにスキャンしたパターン。まぁ使う場面は限られますけどね。
こっちがレシートと請求書をスキャンしてデータにしたもの。
黄色いデータが1つだけあるのはインボイス番号がないパターンです。実際にインボイス番号がないのかチェックをする想定。簡易課税なら関係ないんですけどね。
まぁ、こういうのもヒトの目で追わないAIだからできることかと。
そもそも。PDFや画像ファイルの事例だと、そもそも紙をスキャンしないといけないという敷居は残りますけどね。
減らしつつもゼロにならないなら、データにするところまでをAIにお願いするのも1つの道です。
ということで、データ処理をするにもExcelが強いところもあるし、AIが強いところもあるかなというのが現状のわたしの考えです。
だからこそ、どちらも触れていったほうがいいかなと。
何ができるか?
何が強みか?
それぞれどう共存できるかを確認しながら、それぞれの強みを活かしていきたいものです。
【編集後記】
昨日は税理士業、
その後にカフェで
相続メルマガの執筆など。
その後は研究を。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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