相続対策は早めに手をつけるのがおすすめです。
なぜなら、相続財産の評価額は年々増えているケースもあるからです。
たとえば土地はその1つ。
とはいえ、なかなか重い腰が上がらないこともあるでしょう。
今回は土地の路線価をもとに相続財産の価値が上がっていることを確認してみます。
路線価は毎年見直される
相続税では土地を評価するときに路線価をもとに計算します。
路線価とは、道路ごとにつけられた土地の価格です。土地は接している道路の路線価をもとに評価します。

この路線価、毎年見直しされるのです。
さらにこの路線価が年々上がるケースもあり、何も見ていないといつの間にか路線価が2倍にもなっていたということも…。
それを過去の路線価をもとに数字でも確認することができます。
過去の路線価をとことん調べてみた。
路線価はネットで調べることができます。国税庁のホームページでは5年分を確認することができ、それ以前のデータは国会図書館で調べることができます。
ChatGPT Workに過去の路線価を集めてもらい、Excelでグラフまで作ってもらいました。

すると、路線価のスクリーンショットをとりはじめます。
過去さかのぼってスクリーンショットを撮っていくので、それなりに時間はかかります。

こんな感じでネット上の路線価を1年ずつ調べていくのです。そりゃ時間かかりますわ。まぁやってくれるからいいですけど。

しばらくすると、データをとり終わって、Excelグラフまでつくってくれました。

ちなみに過去全ての路線価を調べるのに40分ほど…。まぁ1973年まで調べればむしろ早いほう。
ちょっとした実験のつもりでしたが、頑張ってくれました。
イラッとされているかもしれませんけど。
グラフはできていましたが、色は派手でセル結合まで…。Excelはまだヒトの出番がありそうです。

それはそれとして。上のグラフ見ると、あらためてバブル期の土地の高騰、はじけたあとの落差はものすごいなと。
ここ15年だけで見ても、傾向として右肩上がりなのはグラフを見れば一目瞭然。

2012年に53万円だった路線価は、14年経つと146万円。土地の利用も何も変わっていないのに、路線価が高くなった影響で、土地の評価額は上がってしまいますし、相続税も高くなってしまうということです。
200㎡の土地だとすると、
2012年→53万円×200㎡=1億600万円
2026年→146万円×200㎡=2億9,200万円
となりますから。
2012年の頃に手を打っておくほうが相続対策も検討しやすいのは、明らかです。
それにしても、グラフはAIにお願いしないで、じぶんでつくったほうがいいかなーとは思いましたけどね。

路線価をチェックしておく
前年比を見てみると、ここ最近は数パーセントずつの上昇に過ぎないのですが、実は1年で20%以上も値上がりするケースもあるのがわかります。

この事例の場合は、2016年〜2020年にかけて4年で50%以上値上がりしています。
そんな場所もあるから、無策ではいられません。
まぁ、もちろん、すべての地域で路線価が上がるわけではありません。
サンプルの場所が都心なので、これだけ大きく上昇したというのもあるでしょう。
ただ、今回のように、気づかないうちに大きく上昇しているケースは多いです。
ところで、これは個人の相続だけに限ったはなしではありません。
路線価が上がれば土地の評価額も上がります。
すると、相続税だけでなく、会社を経営している方であれば会社株式の評価にも影響します。
だからこそ、「まだ先だから」と考えず、早めに現状を把握しておくことが大切です。
ということで、路線価はときどきはチェックしておきましょう。
相続対策は、「そのうち」と思っている間にも、状況がちょっとずつ変わっていきます。
財産の価値が大きくなる前だからこそ、選択肢も持ちやすい。
まずは、「今どのくらいの財産があるのか?」「今後増えるかも…」を知るところから始めてみましょう。
【編集後記】
昨日はオフ。
朝にW杯の3位決定戦を。
期待していなかったのですが
意外と楽しめました。
午後に買い物と
ドライブ。
夜はFC26を長男(11)と。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
どんきゅう ざる中華

