独立後は上司がいません。
望まないのにお酌をする、顔色をうかがう。機嫌を気にする。
そうした関係から距離を置けるのも、独立の魅力です。
「お酌しにいかないと…」
会社員の頃、部署の飲み会に行くこともありました。
上司にお酌する。
組織ではよくある光景でしょう。
わたしもやったことがあります。
当時の先輩に「〇〇部長のところにお酌しに行かないと…」といわれて、お酌をしにいったのを覚えています。
じぶんから行かないなんて、気が利かない。
礼儀知らずと映ったかもしれません。
もちろん、挨拶はしたほうがいいでしょう。
ただ、どこか違和感もありました。
ビールを注がないと失礼なのか?
そこまで考えないといけないのか?
そんなことも考えていたのです。
お酌することがだめではありません。
友人同士、気の合う方ならむしろあっていいもの。
冒頭の写真は、正月に集まったときに母が義弟にお酌している写真。
気持ちが乗っているなら、見ていて気持ちがいいものです。
わたしが飲めないこともあり、両親とお酒を酌み交わしてくれるのは、本当にありがたい。
ただ、「お酌しないと失礼」とされるのはどうかな?ということです。
気持ちが乗っていないのにムリにやってもなー、と。
その当時は、同じことを考えていそうなヒトも見当たらず、ずっと懐にしまっていました。
その後、独立をして上司はいなくなり、お酌のことを考えることもなくなりました。
考えてみれば、違和感があったのはお酌そのものではなく、上下関係が前提になっていることだったかもしれません。
好きな上司なら、また違うのかもしれませんけど。
上下の関係が必要かどうか
独立後は上司がいません。
顔色を伺う必要もありませんし、飲み会にいやいや参加する必要もありません。
上下関係のない世界。望まないのに義務でお酌することもないはず。
でも、本当に上下関係がないかといえば、そうとも限りません。
いつしか上下関係ができてしまうこともありえます。
・お客さま
・メンター
・同業の先輩
などなど。
いつしかつくりあげてしまうのです。
税理士の世界でも、年配の方を後輩が「先生」「先生」と持ち上げる光景がありますけど、あれもなくていいかなーと。
それを防ぐには、年下だからといって下に立ちすぎないことです。
それ以外にも、
仕事だから
お客さまだから
勉強になるから
という理由から話を聞きすぎてしまうと、ちょっとずつ上下の関係が生まれます。
もし、上に立たれそうなときには、距離をとったり、断ることも必要でしょう。
わたしはどれだけ勉強になったとしても、「上下関係はもういいかなー」と、気配を感じたら距離をとるようにしています。
顔色を見なくていい生き方もある
もし、飲み会に行かないといけない、仕事を発注しないといけない、合わせないといけないという関係があるなら、見直してみましょう。
じぶんが望む関係なのかどうか?
断ったり、距離をとってヘンな対応をされるようならそれまでの関係。
ムリに続けなくてもいいでしょう。
独立後にも上下関係を続けるかどうかは、じぶん次第。
望まないなら、徹底的にはずしていきましょう。
独立した以上、わたしにとって、上下関係は悩みのタネでしかありません。
上司だと「気に入られていないのでは?」、「また誘われる?」などと、しょうもない悩みが増えます。
上とか下がない対等な関係だからこそ、気さくに話ができて、楽しめる関係にもなります。
・教えるから上、教えてもらうから下
・お金を払うから上、お金を受け取るから下
などといったものは、わたしの辞書にはありません。
お互いに仕事を通じて勉強できたり楽しめれば、それでいいわけです。
たまに飲み会に行っても、仕事をしていても、お客さまや友人と楽しく話せるのは、対等な関係だからこそ。
望まないお酌をしなくてもいいように。
顔色を見なくてもいい人間関係を選んでいきたいものです。
【編集後記】
昨日は訪問して個別コンサルティングの
予定でしたが、あいにくの台風。
お客さまと相談して来週の月曜日に
変更に。税理士業、研究などを。
夕食後に妻と長男(11)と
ちょっとドライブでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
サーティワン かいしんのいちげき!

