SNSなどで発信するときに、アカウントをつくるわけですが、そのアカウントを先日乗っ取られるという貴重な経験をしました。
今後、同じような目にあう方もいるだろうということで、体験談をまとめておきます。
X(旧Twitter)は卒業したんだが…
先日、Xのアカウントを乗っ取られるという貴重な?体験をしました。
これまでにもFacebookなどでアカウントを乗っ取られたという方を見かけたことは何度もありますが、まさかじぶんがその目にあうとはわからないものです。
そして、その事実は突然に突きつけられます。
夕方に外出中にメールを確認していたら、Xからのメールが届いていました。
前述したようにすでにXを卒業していますから、こんなメールが届くことはほとんどないのです。そんな中、「メールアドレス変更されました」いうメールが届いていたら?
誰かにメールアドレスが変更されてしまったということです。
さらに、tt…からはじまるhotmailのメールアドレスになっていたので、乗っ取られたと確信しました。

これ、Xをやっている方だと、こんな冷静にメールが届いて見て気づくのだろうか?と思ったのは、わたしだけでしょうか。「大変です。誰かにメールアドレスが変更されました」くらいのなら、気づくでしょうけど。
まぁ、それはそれとして。
乗っ取られた瞬間は、さすがに焦ります。
すぐにアカウントを見に行きました。
確認できる範囲では、アカウントも変わっていて、フォロワーもフォローも見事にゼロに。
英語表示にもかわっていました。写真だけしっかり使われていたのはイラッとしましたけど。

活動休止中のわたしの弱小アカウントを乗っ取って何のメリットがあるのか?とは思うのですが、そういうアカウントのほうが狙い目なのかもしれません。
Xは無期限活動休止中なのですが、この写真で暴れられたら困るので、アカウントを取り返しにいくことにしました。
Xのアカウント取り戻し絵巻
アカウントを乗っ取られたときに、真っ先にやることはアカウントを使えなくすること。
まだそれほど時間が経っていない場合、じぶんでログインできる可能性があります。
そこでXのユーザー名でのログインを試みましたが、ユーザー名は、@uemura_go→GoUemura193032にすでに変更された後。
まもなくパスワードも変更されたようで、ログインすることができなくなりました。
二段階認証もやっていたような記憶がありますが、なんせ無期限活動休止中がながいので、はっきりと覚えておらず。
そんなXのトラブルがあったときのために、ヘルプセンターがあります。
説明文はChatGPTにも聞きながら、状況の説明を入力してヘルプセンターに連絡しました。

すると、その翌日にXのヘルプセンターから返信がありました。ログインもできず、パスワードのリセットもできませんから、ユーザー名やメールアドレスなどリクエストの4つの項目を入力して、返信しました。

その翌日、Xのヘルプセンターから返信があり、次のような内容でした。

このメールの内容をまとめると、こんな感じです。
【偽アカウント】
・アカウントにはメールアドレスを関連付けするため、ダミーのメールアドレスに変更する必要がある
・変更したメールアドレスを返信する
・アカウントにログインするためにパスワードのリセットが必要
【本来のアカウント】
・アカウントにもとのメールアドレスを関連付けする
とのことです。
翌日に途中経過が気になりXを確認してみると、画面が切り替わっていました。「あなたのアカウントはロックされました。」と。なんとか暴れられずに済んだようです。(まぁ、わかりませんけど。)

表示内容は、通常とは異なる動きを確認したので、本人確認してほしいのと、メールアドレスを変えてという依頼でした。
で、Startのボタンをクリック。
メールアドレスに届く認証コードをもとに本人確認のうえでログインすることができ、メールアドレスをダミーのものに変えると、アカウントの凍結は解除されました。

その後、Xのヘルプセンターに、メールアドレスを変更したという内容をChatGPTに聞きながら英語で返信。

こうして、2日間にわたる戦いの末に、アカウントを取り戻すことができました。
その夜にXのヘルプセンターからメールも届いていました。
この連絡が届く前にわたしがロック画面を解除していたので、この連絡が来る前に先走って対応したということでしょう。

この問題はさっさと片付けたいですから。
ネットトラブルもそれなりにこなしてきていますし。
まぁ、いずれにしても無事にアカウントが戻ってきてよかったです。
X、使わないんですけどね。
4. 乗っ取りを恐れずにやっておきたいこと
ネットで活動していれば、今回のようにアカウントを乗っ取られる可能性もゼロではありません。
乗っ取りを恐れないためにやっておきたいことを3つ挙げてみました。
二段階認証は必須
アプリを使うにも、クレジットカードで決済するにも、二段階認証があるならやっておきましょう。
とはいえ、Xもクレジットカードも二段階認証をしていたのに被害にあっていますから、どこまで効くかというのはなんとも言えませんけど。
ただ、二段階認証をしておけば、メッセージのメールは本人に届きますからそこで防げる可能性はあります。
手間でもやっておくのがおすすめです。
あわてない
トラブルがあったときに慌てるなというのはカンタンではありませんが、慌てても解決できないことも多いです。
まずは調べましょう。
今ならChatGPTなどの生成AIに相談しつつ対処方法も確認できますし、彼らはいつでも冷静です。
・スクリーンショットをアップする
・表示されたコメントをコピペする
・起きたことを伝える
といったことだけでもかなり安心できます。
今回も、最初の対処ではChatGPTにスクリーンショットをアップロードしたところから動いています。
トラブルの数をある程度こなしておくのも慌てない秘訣でしょうね。
顔だけは守る
使っていないXのアカウントでも、顔写真だけはしっかり使われていました。
ただ、顔はこの世に2つとないものですし、個性でもあります。
この顔で悪さをされたらたまったものじゃありません。

じぶんの顔を出している場合は、なるべく早く写真を救出しましょう。
とはいえ、ログインもできないとなす術はないのですが、ログインできるケースもあるようなので。
わたしも最初に変えたのは、顔写真でした。
「アカウントを使わなくても守りは必要」
ということで。
アカウントの乗っ取りがあったときのための対処例として、参考にしていただければ。
【編集後記】
昨日は法人の決算、午後は外出。
子どもと三国志のはなしになり、Kindleを見たら
三国志のKindle版が売っていたので
全42巻を大人買いしました。
いいものは一子相伝で伝えていきます。
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Phase10