独立とは船から飛び降りるくらいの気持ちがないとできません。
そして、飛び降りてみないと見えない景色があります。
小樽運河クルーズ
先日、小樽運河で見かけたのが写真の船。
小樽運河クルーズです。
船は30分ごとに出発し、その15分前に集合。
約40分間の運河を船で回ることができます。
乗ろうか迷いましたが、市場に行きたかったのでやめました。
で、運河に行ったらその船がこちらに近づいてきたのです。
この雪の中で船が進むのは寒そうですけど、楽しそうでもありました。

わたし自身も過去には船に乗ったことがあります。
勤務という船に。
勤務時代もある意味で船に乗っているようなものです。
出発時間が決まっていて、舵をとる船頭は上司。
降ってきた仕事をこなして、毎月給料を受け取る。
安定した船のイメージが勤務時代です。
独立は船から飛び降りるということ
ただ、船に乗っているデメリットはあり、じぶんで進路を決めることはできません。
舵を取る上司に任せて、船に乗っているわけです。
安定はするかもしれません。
でも、どこに向かっていくかはわかりません。
舵をとりたいと思っても、代わってもらうことはできません。
もし、じぶんで進路を決めたいというのなら、「どうやって舵を握るか?」を考える必要があります。
ただ、カンタンではありません。
手っ取り早いのは、船を飛び降りて、じぶんで船を用意することです。
ただ、船を降りるための岸に着くのは、いったいいつなのか?
待っていてもなかなかたどり着かないことも多いです。
それならば、途中で船から飛び降りるくらいの気持ちが必要。
独立とはそういうことかなと。
飛び降りたあとどうなるかはわかりません。
そのまま船に乗っていれば、安定、安心なのかもしれません。
それでも、船に乗っていてココロから安心できるか?のびのびできるほど自由か?というと、そうではないでしょう。
できることも限られます。
独立には、不安がつきもの、安定もしません。
それでも。船を降りることができれば、自由に動けます。
降りてみて見える景色もある
船に乗っていると、船に乗っている側からの景色しか見えません。
ただ、船を飛び降りれば、外から船を見ることができるくらいに、見える景色も変わるのです。

つまり、独立後の世界は、独立してみないとわからないということです。
事実、わたし自身も仕事の内容も、やり方も、時間の使い方も独立前と現在とでは大きく変わっています。
たとえば、
・ひとりを選ぶ
・Macを使う
・平日に旅行する
・繁忙期をなくす
・残業しない
・スーツ着ない
・税理士業以外の仕事
・発信する
といったことは、独立をしたからこそ見えた景色です。
不安がないわけではないものの、船にひとりだけですから、どう舵を切るかはじぶん次第。
自由なのです。
拡大しなくてもいいし、繁忙期がなくてもいい。
もちろん、ヒトを雇わなくてもいいし、平日にでかけても「勝手に船の舵を切るな」とは怒られません。
方向性を決めることもできます。
独立を考えている方は、船から飛び降りるのに不安があるかもしれません。
ただ、船から飛び降りないのもまた不安じゃないか?を考えてみましょう。
もし、不安だというのであれば。
独立に向けて「えいっ!」と船から飛び降りてみる価値はあります。
わたしが独立したのも、船に乗り続けることへの不安があったからでした。
船から降りてみないと、わからない景色もあります。
【編集後記】
昨日はSwitch2の発表をチェック。
セミナー準備、プログラミングなどを。
夕方に長男(10)のサッカー教室の送り。
今回から5年生で1時間遅くなり、さらに自主練習もしてくるのと20時過ぎ…。
寝る時間もあるので、自転車で行ってもらおうかなと。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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