営業をするのに「集客」という言葉を見聞きします。
ただ「集客」しないといけないのか?この言葉についてじぶんなりの考えをお話します。
集客は苦手
本やネット。営業のノウハウ本によく出てくる言葉の1つに「集客」というのがあります。
仕事を続けるなら、お客さまに依頼していただくのが前提。
営業をしなくていいということにはならず、わたし自身もじぶんにあった営業を日々模索しています。
そんな中、苦手だなーと思うこともあります。
それが「集客」。2つの理由から苦手です。
1つは多くの方を集められないということ、単純に営業が苦手だということです。
ネットで仕事の依頼を受けていても行列ができるほど、依頼をいただくことはありません。そうでない方もいらっしゃるでしょうけど。
集客できているとは、言えないでしょうね。
営業を外注するというのはありえますが、わたしはやっていません。
仕事を提供する人と営業する人が違えば、営業のズレは出てくるでしょうし、そもそも外注したいことではありませんので。
もう1つの理由は言葉。
「集客」という言葉がしっくりきません。負け惜しみに聞こえるかもしれませんけど。
「集客」というと、
・バーっと
・集まる
・誰でも
というようなイメージです。
お客さまを「客」と表現するのも、言葉として好きではありません。気にしすぎかもしれませんけど。
たとえ「集客」できなくても、営業できるものです。
1人でできる範囲
ひとりを選んでいると、
・対応できる人数が限られる
・マンパワーの仕事の許容範囲は狭い
・仕事を振れるヒトがいない
というデメリットはあります。それだけに安く受けて数をたくさんという戦略をとれません。
もし50人のお客さまと契約できたとしても、ひとりではとても対応は行き届かなくなるでしょうし、じぶんの時間も確保できなくなるでしょう。
それでいいかどうかというと、違うかなと。
もっとも、そのわがままを聞いてくれる方も少数でしょうね。
ただ、集客できないとしても、数えられるくらい、顔も覚えられる範囲の方たちとでも仕事ができれば食べてはいけます。
一気に集まっていただくというよりは、ポツポツとつながって依頼をいただいてというイメージです。
1対1でも成り立つ仕事ばかりです。(セミナーは1対複数でもできますが、1対1でもできます。)
なので、「集客」という言葉を使いませんし、誰でもいいというわけではなく、望むお客さまのイメージはもっているつもりです。
発信は広く出す理由
ただ、知ってもらうための営業は広い範囲でやっています。
飛び込みではなくネットで。
ネットで発信していたら、「結局、集まるんじゃないの?」と思われるかもしれませんけど、前述したように集まりません。
やはりネットでの営業もカンタンではありませんし、発信をしていれば人となりは伝わります。
そのうえでみんなに好かれるということはありませんから。どちらかといえば、限られた方でしょうね。
狭い範囲だけで営業していたら、合う方が見つからない可能性もゼロではありません。だからこそ、ネットで遠くの方にも知っていただけるように発信をしています。
それでも依頼をいただけるのは、ポツポツというイメージですから、やはり集客にはなりえません。
それでも、見つけていただけた方は、ある程度わたしのことを知っていただけているわけで、ミスマッチがないわけです。
集まってもらえて、収入も右肩上がりを目指すのも1つの道でしょう。ただ、そうでなくても、集客が馴染まないとしても、営業のやりようはあるということです。
開き直りに聞こえるかもしれませんけど。
【編集後記】
昨日は長男(9)が県民の日学校ホリデーとやらで学校が休みだったので、朝に妻と3人でカフェに。戻ってから相続、法人の決算など、その後にセミナーの準備でした。夜はドラクエⅢを少しと、トランプ。神経衰弱は2回やって2敗…。最近伝授したポーカー(かけなし)が気に入ったみたいです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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