じぶんのサービスやモノを買ってもらうときに値段はわかりやすくしておきたいものです。
ときには値上げする勇気も必要です。
値段がわかりにくいケース
値段はわかりやすいほうがいいもの。税抜表示もみかけますが、やはり税込金額のほうがわかりやすいです。
知りたいのは「結局いくら払えばいいのか?」ですので。
ただ、お金を払ったときに「あれっ?」ということもありえます。
たとえば、先日泊まったホテルがそうでした。
有名ホテルのサービスがどんなものかを知るために思い切って少し高めのホテルを利用したのですが、食事をしたときに「あれっ?金額が多くない?」と思って伝票をみると、サービス料が10%かかっていました。
店員さんの対応に対するチップということなのか?それとも別のサービスなのか?
店員さんの接客も丁寧な感じでしたし、常識なのかもしれませんが、事前には知らなかったのでちょっとびっくりしました。その後にチェックアウトで料金を払うときにも、やはり想定していた金額よりも高かった印象でした。
そのときはあまり気にせずにカード決済して、あとで明細を見て気づきました。
卓球の1時間1650円の追加は把握していたのですが、基本プランが1万円高かった気がします。
台風の影響で旅行の日程を8月から9月に変更したことで料金が変わったのかも…と思ったのですが、まぁいいやと。
ただ、「ひと言あってもいいのでは?」と思いましたけどね。
利用する側の立場で考えると、やはり料金はわかりやすいほうがいいです。
わかるように出しておく
ある日突然値上げしていることもあります。今までと違うなとは気づきますが、メニューが出ていれば払う覚悟は決まります。
わたしが20年以上好んでいるすすきの亭のみそラーメンも最初は650円だったのですが、今は900円。
とくにコロナ以降でおそらく200円以上値上がりしたかと。ただ、原材料の問題などもあるでしょうから仕方ありません。
メニューにはっきり出してくれているので、値上げしているのもわかるし、いくら払えばいいかがはっきりわかります。
もし、味に対して高いと思えば来なくなるわけでリスクはありますが、ときには値上げに踏み切らないといけないこともあります。
いくらにするかは、じぶんで決めるしかありませんし、値上げするかどうかもじぶんで決めるしかありません。
わたしが最も愛するラーメンではあるものの、買う側として「このみそラーメンなら1,500円払いますよ」とは言いませんから。
お金でもらうときにわかる
お金を払うお客さまがもやもやしないためには、事前に値段を出しておいたほうがいいでしょう。
わたしもネット上にメニューを出し、値段も出しています。
内容と値段を見て仕事の依頼をするかどうかをきめていただくわけですが、特に値段については何度も出して伝わるようにしています。
・ブログやHPのメニュー
・申込後の自動返信メール
・カード決済時の画面
「そこまで言わなくてもわかるよ」ということかもしれませんが、何度も伝えておいて損はないかなと。
1回だけ見てもらうとなれば、カン違いもありえるはなしです。でも、2回、3回と出しておけば、金額でかみ合わないということはないでしょう。
買う側にとって伝わるように料金の出し方にはこだわりたいものです。
値付けも自由。値段の出し方も自由。でもお客さまにとってわかりにくいのは避けたほうがいいかと。
【編集後記】
昨日は法人のお客さまと打合せ。仕事以外のはなしも楽しめました。そのあとは、相続の資料づくりにe-taxや県税のサイトで納税証明書の申請手続きでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
フジパン うさぎのほっぺ
eあいち電子申請・届出システム
県と市の納税証明書のネット請求