相続はいつかやってくること。それなりに対策も必要です。
いつやってくるかわからないですし、どんな順番で相続があるかは誰にもわかりません。
相続がいつあるかは誰にもわからない
相続税は現状、10人に1人の割合でかかるといわれています。
でも、相続は誰もが一度は経験すること。ヒトである以上、そのときはいつかやってきます。
相続が悩ましい理由の1つは、いつ亡くなるかかがわからないという点。
2024年での平均寿命は、男性が81.09歳、女性が87.14歳とされています。とはいえ、これは平均であって参考値に過ぎません。
ご存知のとおり、何歳まで生きるかは人によって違います。平均寿命よりも長生きする方もいれば、逆に先に亡くなる方もいます。
これだけは誰にもわかりません。
じぶんが亡くなったときに困るのは残された家族です。
人生がいつ終わるかわからないからこそ、相続のことは早めに考えておいたほうがいいだろうということです。
・どんな財産があるか?
・誰が相続人になるか?
・誰にどの財産をわたすか?
・相続税はかかるか?
・遺言書をつくる
・お金が残っているか?
などなど。生前に対策できることはいろいろとあります。
ただ、相続でわからないのはこれだけではありません。
どちらが先かわからない
多くの相続は、家族がいるのが前提です。
で、家族それぞれにいつ相続があるかもわかりません。順番も予想どおりとは限らないわけです。
多くの夫婦では夫の年齢が上の場合が多いですし、実際に夫の相続が先になることもあります。
相続対策をするにも夫(妻)の相続を前提にしていることがほとんどです。
ただ、前述したように予想したとおりの順番に相続があるかは誰にもわかりません。
・夫→妻
・妻→夫
どちらもありえます。
また、親より子どもの相続が先になることも。
夫の相続で妻と子ども1人が相続人だった場合で考えてみると、
- 夫(妻)の相続(妻と子どもが相続)
- 妻(夫)の相続(子どもが相続)
というのが通常です。
ところが、妻よりも先に子どもの相続があり、子どもが引き継いでいた財産が子どもの相続人である妻の夫や孫に先に財産が移る可能性もゼロではありません。
妻が子どもに財産を贈与していて、子どもの相続で財産が親に戻ってきたなんてこともあります。これは実際に目にしたことがあります。
それはそれで了承しているということならいいのですが、相続財産が想定外のパターンで引き継がれていくということもあるということです。
そこまで相続を考えているケースはなかなか見ません。
ただ、先祖からの土地を代々守りたいなどの考えがあるならば、相続の順番をパターン別に想定しておいたほうがいいでしょう。
どちらも想定しておく
相続なんてどうなるかわからないし、なんとかなるでしょ?という声を耳にすることもあります。
ただ、何も考えずに相続を迎えてしまうと、困るのは残された家族ですし、前述したように想定外の方向に財産が移っていくということもありえます。
なので、相続対策をするのであれば、夫婦どのパターンも想定してみるのがおすすめです。
・誰が相続人になるか?
・誰にどの財産をわたすか?
・2次相続ではどうなるか?
・夫婦それぞれに遺言書をつくっておく
・相続税を払えるか?
・土地を守りたいから信託契約を検討する
あまり考えすぎても仕方のない部分もありますが、事前に考えておけばよかった…という声もありますので。
【編集後記】
昨日はオフ。ニンテンドーミュージアムの抽選結果が届き、結果はわたしも妻もハズレ…。京都に行く計画は延期です。ただ、次は12月の抽選があるとのことなので、あきらめずにチャレンジします。夜は近所に新しくできたスーパーに。けっこう広めでよかったです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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