「ShutterSnitch」レビュー。SONY α7Ⅳ×iPad Proで無線テザー撮影。

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カメラの撮影方法に「テザー撮影」があります。撮った写真をパソコンに転送させることができます。
このテザー撮影をパソコンでなく、iPad Proを使ってやってみましたので、レビューします。

目次

テザー撮影って?

カメラでテザー撮影という撮影方法があります。

というと、「テザー撮影って何だろう?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

通常カメラで撮った写真は、カメラで確認したり、カメラからSDカードを出して、パソコンで読み込んで見るという流れになります。

いっぽうで、テザー撮影ではカメラとパソコンなどを有線または無線でつないで、カメラで撮影したデータをパソコンの画面に瞬時に転送しながら撮影します。

というと、「別にカメラで確認すればいいじゃん?」と思われるかもしれません。

確かにカメラでどんな写真が撮れたかを確認することはできます。

ただ、パソコンなどの大きな画面のほうが、その場で写真を見せるときにも大きな画面を見せることができますし、画面が大きいのでカメラで見ていると、なかなか気づかないブレやピンボケなどにも気づきやすくなります。

通常は有線でUSB-Cケーブルなどでカメラとソフトの入ったパソコンをつないで、テザー撮影をします。

SONYの場合は、Imaging Edge Desktopというアプリのリモートという機能を使って、テザー撮影ができます。

で、今回やってみたテザー撮影は、パソコンではなく無線でiPadに転送するテザー撮影です。

SONY α7Ⅳ×iPad Proでテザー撮影

パソコンだけでなくiPadとのテザー撮影もできます。

iPadのよさは手軽さ。パソコンを持って撮影するとなるとちょっと大変ですが、iPadならその場でサッと出すことができますし、撮影した写真をその場で家族や友人などと共有することもできます。

今回、撮影した写真をiPadに転送するのに「ShutterSnitch」というアプリを使いました。

年間3,300円のサブスクリプションですが、カメラよりも大きな画面で写真を確認できる手軽さを考えると悪くありません。

ShutterSnitchの設定方法

ShutterSnitchをiPadにインストールした後、サブスクを購入(執筆時点では1週間程度は無料で使えます。)し、

利用するカメラを選びます。

すると、Wi-Fiネットワーク追加の画面になり、すすめていくとSSIDとパスワードを設定する画面に切り替わります。

いったんここまで、今度はカメラのほうで。

SONYの場合だと、ネットワーク→接続/PCリモート→PCリモート機能と選び、

PCリモートを「入」にして、Wifi-Direct情報を確認しましょう。

このSSIDとパスワードをShutterSnitchの画面に入力します。1文字ずつカメラで入力するのはめんどうですが、初回だけなので。

すると、接続を試みようとしますので、そのまま接続しましょう。

うまくいけば、コレクションの下にカメラの名前が表示されて、接続されているのがわかります。

Wi-Fiが切れた場合は、コレクションのバーにタッチして、右に表示された「QC(Quick Connect)マーク」をクリックすると、Wi-Fi接続を試みます。

ということで、カメラで写真を撮ってみると、瞬時にiPadの画面にも撮った写真が転送されました。

改めてカメラの接続をする場合は、カメラの方はWifi-Direct情報を表示した状態で、前述のQCボタンをクリックすると、再接続ができます。

連続して写真を撮れば、即時にiPadに写真が表示されるのでまた違った写真撮影の楽しみになります・

ShutterSnitchのいいところ・イマイチなところ

ShutterSnitchを使うことで、iPadの画面に撮った写真を転送できるようになります。

また、iPadはタッチ操作が前提。写真の拡大や他の写真へのスライドがラクです。
これがカメラだと小さな画面での確認で細部がわかりにくいですが、iPadであれば、ピンチアウトすれば写真を拡大することができますし、

AirDropでDropbox、他のデバイスにも必要な写真をまとめて転送することもできるのはメリットでしょう。

それぞれの写真の情報を一覧で見れるのもいいかなと。どんな情報を表示させるかも任意で選ぶことができます。

今度はイマイチなところも。

Wi-Fiの接続が少し不安定なこともあります。
たとえば、Wi-Fi接続しているのに写真を撮っても写真が転送されなかったりと。つなぎ直せば大丈夫です。やり方が悪いのかもしれませんけど、これはデメリットであげておきましょう。

もう1つは、撮った写真のサイズを2Mではなくサイズの大きな写真に変えると、転送には時間がかかります。実測したところ10〜15秒ほど。連続で撮っていれば気にならないかも知れませんし、データ転送量を考えれば、致し方ないのかもしれませんけど。

大きなサイズの写真を撮る前提なら、有線接続でのテザー撮影のほうがいいでしょうね。

ただ、α7ⅣとiPad Proでの無線のテザー撮影できたのは、手軽さを考えるとよかったかなと。
ということで、興味ある方には参考にしていただければ。


【編集後記】
昨日は打合せ、freee人事労務で定額減税の設定なども。長女が友達と出かけていたので、夜は3人で外食に。そのあと31のアイスを久しぶりに食べました。(3人はまぁまぁ食べていると思いますけど)そのまま長女(15)を迎えに駅まで。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
サーティワン 江戸川コナンのヨーグベリーアイス
サーティワン 
ShutterSnitch
USB-C(USB3.0) テザー撮影用ケーブル


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