独立後にも環境や人間関係での別れがあるもの。ただ、長期的なつながりばかりでなく、一時的なつながりもあると考えるとつながりやすくなります。
そのしくみをどうやってつくるか、わたしなりの考えをまとめてみました。
別れにはパワーが必要
独立するまでに3つの組織を経験しました。
- 会社をやめて税理士受験に3年間専念する
- 会計事務所に勤務し2つ目の事務所に転職する
- 2つ目の事務所をやめて独立する
いずれにもあるのは、退職。それまでの環境との別れ。
職場、人間関係。
別れというのは、それなりにパワーを使います。
手続きなどやることも多いですし、ときには失うものもありますし、いい別れにならないこともあります。
実際、わたし自身もそれぞれの組織を変えてから、会わなくなった方もいます。環境が変われば、人間関係も変わるものです。
では、独立後はどうか。もしずっと独立した状態であれば環境を変えなくても済みます。
ただ、独立後も別れはあるものと考えています。
つながりは意図的につくる
独立も別れはありえます。
実際、わたし自身、独立当初と現在とでは環境も人間関係も変わっています。
- 紹介中心の営業方法をやめて、自ら営業する
- 独立当初によく会っていた人と自然と会わなくなる
- 事務所を借りるのをやめた
ということはありました。それによって環境も人間関係も変わっています。
もちろんお客さま、友人続いているケースもあります。
独立後に望んで別れを選んだこともありましたし、望まない別れもありました。
じぶんの気持ちを犠牲にしてもつらくなります。いっぽうでじぶんの気持ちだけではどうにもならないこともあり、別れがあるのは仕方のないことです。
もちろん、気の合う方とは長くお付き合いできるに越したことはありません。
ただ、独立後のつながりは、会社のように平日の朝から夕方までずっと一緒にいなくても成り立つものです。
気になったら声を掛けるというつながり。ゆるーいつながりです。
ゆるーいつながりを持っておく
独立後、ちょっとだけつながるということはありえます。
- ちょっとだけ会ったことがある
- 一度だけ仕事をした
- 見かけたことがある
などはよくあることです。
ただ、接点が薄いだけにその後に見かけなくなる、音信不通になることはありえます。
一度だけなので別れともいえないでしょうが、気の合う方だったらまた次に会ってみたいですし、連絡しやすい状況にしておいたほうがいいでしょう。
その解決策は、ネット上での近況報告です。
- 今はどんな仕事をしているのか?
- 何が強みなのか?
- どんな考えがあるのか?
最新を伝えておきたいものです。その点であらゆる角度から見てもらえるのがネット。
最新を出しておきましょう。たまーにでは最新ではありません。
それによって、現状を見た上でつながりたいかどうかを判断していただけますし、
- 気になっていたけど具体的に悩みが出てきた
- 前は関係ないと思っていたけど、現状は相談したいことが出てきた
という環境や心境の変化もあります。
最新のじぶんを出しておき、声をかけてもらいやすいフォームを用意しておければ、初めての方でも会いに来ていただける可能性はあります。
これが電話となると、ぎくしゃくする可能性もあります。
ネット上に住んでいれば、なんだかんだでつながりを感じることはできます。
そのつながりを持ちやすくするための工夫はしておきたいものです。
【編集後記】
昨日はじぶんの月次、相続、年末調整などを。夜は長男(8)の宿題を見たり、オセロをしたりでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
すこやかカルピス