書く、話すなどでは、枝葉末節を捨てるようにしています。
キリがありませんし、多すぎても伝わらないからです。
「もれなく伝える」は伝わらない
なにかを伝えたいとき、「あれも伝えたい」「これも…」と考えることはないでしょうか。
ちなみに昔のわたしはこれでした。
伝えすぎてしまうわけです。
「もれがあったらどうしよう」と。
ブログを書き始めたときも、もれがないかどうかけっこうチェックしていました。
ただ、今はそうではありません。
むしろ、最低限にとどめています。
枝葉がたくさんあるからボケる
伝えることが多ければいいかといえば、そうでもないでしょう。
多すぎるとかえってわかりにくくなります。
いろんな情報が載っていても、何を伝えたいのかがわからなくなります。この写真でも枝葉が多く、鳥をとらえにくく枝にピントがあってしまい、奥のほうでボケています。

いっぽうで、枝葉をとっぱらってしまえば、何を伝えたいかがはっきりします。写真でも主役を決めるといいますが、同じイメージです。

大事な幹の部分があれば、それで足ります。
多くの枝は切ってしまえばいいかなと。
ただ、伝える側としては、どこが幹でどこが枝かを判断する必要があります。
その判断は誰に届けたいかで決めています。
届けたい人を決めておく
みんなに届けようとすると誰にも届きません。
知りたいことはそれぞれですから。
となれば、届けたい人を決めておくほうが、伝えやすくなります。
わたしが伝えたいのは、はじめての人向け、入門レベルの内容。
世の中には意外とありませんので。
となれば、自ずと届ける人も決まってきます。
熟練者の人に
「〇〇のことが抜けているのでは?」
「こんな基本的なこと?」
とどう思われても問題ないわけです。
「はじめて」、「入門」というのであれば、幹となる「レベル1」を伝えれば足りますし、明日からにつながる可能性があります。
レベル50の高等技術を話したり、書いたりしたところで明日から使うことはできません。レアケースです。
それにレベル50を伝えてくれる場所は、たくさんあります。
とても、わたしの出る幕はないでしょう。
入門編の「レベル1」を知っていれば、世の中のだいたいのことは対応できます。
難易度の高いことはレアケースですし、スルーしていいこと。
いらない枝は切ってしまい、おそれずに本質を伝えたいものです。
【編集後記】
昨日は相続の仕事をすすめ、その後は資料チェック。サッカー教室からも帰ってきてご飯を食べてから「胃腸?がいたい」と言い始めたので、19時過ぎに寝かしつけました。で、今朝はケロッとしていました。回復には寝るのがいちばんです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
Lemino