「利益が出たら税金を喜んで払ったほうがいい」とはどういうことか。

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利益が出たら税金も払うこともあります。
税金を払うことには痛みもあるのですが、喜んでおきましょうという話です。

目次

税金は痛い…

売上と経費の差額である利益。

その利益が出るのはうれしいことです。

赤字よりは利益が出たほうがいいでしょうし、利益が出るというのは1つの成果です。

銀行からお金を借りるにも、利益が出ているかどうかがお金を貸すときのポイントになります。

逆に赤字ならじぶんのお金も減っていきますし、銀行からお金を借りる難易度も上がります。

そう考えると利益を出すことも目指したいものです。

ただ、そのいっぽうで利益が出ると痛みもあります。

税金を払う痛みです。

独立後は

  • 税金を計算しないといけない
  • 税金を払わないといけない
  • お金を確保しないといけない

とやることも増えます。

数ヶ月前の売上で入ったお金が税金を払うときに手もとにあるとも限りませんし、お金の工面は必要です。

利益が出るのはうれしいことですが、その反面、利益が出るほど税金も増えて痛みも増します。
独立後はこの相反する関係に慣れる必要があるのです。

もっとも、仕事を続けたいなら利益を出して税金を払う痛みに慣れるしかありません。

税金が出たら喜んだほうがいい理由

税金を払うとお金は減りますし痛みもあるわけですが、それを喜びたいものです。

というと、税務署のまわし者のかと思われるかもしれませんが、そうではありません。

喜んだいいと考えるのは、次のような理由からです。

赤字では喜べないから

利益が出たら税金がかかるのは変えようのないルールです。

だとすれば、どちらがいいかです。

・赤字で税金を払わなくていい
・黒字で税金を払う

赤字ではお金が減っていくわけですから、利益が出るほうがいいのではないでしょうか。

結局はお金が増えるから

利益が出そうなとき、お金を使って経費を増やすという選択もあります。売上-経費=利益ですから。

仕事に関係する前提で

  • モノを買う
  • パーッと飲み食いに
  • すぐに必要でないサービスを利用する

と経費を使うこともできるでしょう。

その場合は確かに利益も税金も減りますが、それ以上にお金も減ります。

たとえば、100万円の利益だと会社の場合、30万円の税金(税率30%として)を払うことになります。
で、税金を払った結果、70万円のお金が残ります。

GOforIT

いっぽうで、そこから70万円の経費を使って、利益30万円になれば、税金は9万円。

税金自体は減らせました。ところが税金を払いたくないからと経費70万円を使っていますから、実はそのお金も減ってしまっています。

税金を払うのを嫌った結果、お金は70万円でなく21万円しか残らないのです。

税金だけ見ると、前者のほうが痛みは大きいのですが、残るお金で考えると前者のほうが多いです。
これが利益と税金が相反する理由です。

税金が出たならお金が増えるわけですから喜んだほうがいいということです。
痛みはあるのですが、お金が増えるほうがいいでしょう。

お金を増やす秘訣がわかるから

利益を出して実際に税金を払えば、お金は減るのですが、その後にお金が増えるのを実感するはずです。

それを繰り返せば、どうしたらお金を増やせるのかを学べます。

もちろん、経費を使わないほうがいいという話ではありません。
むしろ、使うべき経費もあります。

ただ、税金を払うのを避けて、必要でもない経費をつかってムダにお金を減らすことを避けたほうがいい。
そんなことを学べます。

お金をムダに使わないために

赤字でもすぐに仕事ができなくなるわけではありません。お金さえあれば。

でも、お金がないと仕事はできません。

そういう意味で利益よりもお金こそが仕事を続けるのには大事です。

ただ、お金を増やすには税金を払うことは避けられませんし、税金を払うには利益が出ていることが前提。

だからこそ、利益を出すことを目指すわけです。

その利益を出すために

  • どこにお金を使うか
  • お金を使いすぎていないか

をチェックすることが大事です。

家計簿でお金の動きを見るように、数字で利益を見ないとお金の使いすぎにも気づけません。
経理をして、数字を見て利益が出ているかどうかを見て、利益が出ているなら喜びましょう。

税金の痛みは、予測して多少は和らげることができますので。


【編集後記】
昨日はオフ。子どもたちから母の日のプレゼントをわたしてもらいました。長男(8)が妻に「あげるね」と約束していた好物のあんこ。わたしが買いに行ったのですが、長男(8)にわたすと「こしあんじゃなくてつぶあんだよ」と。わたしの中では「こしあん」が好きだと思い込んでいて、カン違いでした。わたしより妻の好みを理解していました…。その後は実家で母の日の食事会を妹家族といっしょに。甥(14)や姪(12)ともハッスルして遊んでいました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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