変わらなければ全力で撤退すればいい。

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世の中、どうしても変わらないこともあります。

変えるために、勇気をもって逃げることも必要です。

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「もうこんな時間か」

冒頭の写真。先日、名古屋方面にいったときに見かけました光景です。
オフィスビルには、ところどころに明るい部屋があります。

今でこそ外から眺める側に立っていますが、その昔はわたしも同じように窓の外から見られる側に立っていた身。
仕事に追われる中、オフィスの時計を見ては「もうこんな時間か」とよく思ったものです。

  • 終電近くになって慌ててオフィスを出る
  • 深夜のタクシー帰り

といったこともありました。

その光景までハッキリ脳裏に焼き付いています。もちろん、つらい過去として。

ただ、そうしたつらい過去を語れるのは、今はそうではないからです。

過去は美化されがち。ただ、実際にはいいこともあれば、苦い思い出もあります。
その苦い過去があったからこそ、今の残業をしないという方向性につながっています。

そうして逃げることも戦術のうちです。

転職→独立という逃げ

これまでに逃げてきた足あとをまとめてみました。

会社員時代

会社員の頃は、予定がある人は除き、同じ部署で残業しないで帰る人はほとんどおらず。
予定がなければ残業するのは暗黙の了解でした。

早く帰るのが悪のような語りを耳にすることも。

でも、そうはいいつつも中には早く帰っている方はいました。
今にしてみれば、そういう方はじぶんをもっていたのでしょう。

上司や部署の雰囲気にもよるでしょうね。
他人の目を気にしてしまうと、なかなか抜け出せません。

そんな中、「さすがにマズイな」と思ったのは、2003年。
深夜残業が当たり前になり、タクシーで高速に乗って帰宅するようになった頃。

メンタル面からで会社に来れなくなる方が、じぶんの部署、他部署で複数人出てくるようになりました。

寝に帰るだけの生活が続き、わたしもピンチの一歩手前。
そんなとき、たまたま会社の業績が悪化し、早期退職希望を募集。
真っ先に手を挙げて逃げました。

会計事務所時代

税理士受験を経て会計事務所に専念したときは、残業のない事務所を選びました。
そんな事務所もないかと思いきや、探せばあるものです。

勤務した2つの事務所で、平常時は18時頃には事務所を出ることができていました。

ただ、確定申告の時期は残業がありましたし、2月〜確定申告まで毎週土曜日出勤もありました。

会社員時代に比べると平日の残業はなくなったのですが、確定申告時期はそうもいきません。

確定申告の時期だけならいいや、と思えるかどうか。

わたしはそうは思えず、短期間でも毎日の残業は耐えられないものでした。

残業をしたくない、仕事をする時間を選びたいなら、コントロールできるような環境をつくるしかありません。
その環境をつくりやすいのが、独立でしょう。

環境を変えるための逃げ

勤務し続けて、周りの方と上手に付き合って職場の環境をつくっていくという手もあるのかもしれません。
ただ、組織にはいろんなヒトがいて、上下関係もあります。

変えるのはカンタンではないでしょう。
少なくともわたしにはできません。

それならば、より望む環境を探すしかありません。
そのために「にげる」は必要な戦術です。

もし、どうしても望む環境が見つからないなら、独立も視野に入れましょう。

独立後もすぐに望む環境をつくれるとは限りません。

舵の切り方もわからず、仕事がないのに意味なく残業してしまうといったこともあります。

えぇ、わたしが独立後にやったことです。2ヶ月ほど。

でも、間違いに気づけば、すぐに軌道修正ができるのが強みです。
その後は残業していません。

「逃げないで頑張れ」
「逃げたら負け」

といった捉え方をされることもあるのですが、逃げも必要な戦術。

三国志でも
ドラクエでも
ゼルダでも

敵が強ければ勇気をもって撤退する、その必要性が学べます。

ということで。変えたいなら逃げるも必要。参考になればうれしいです。


【編集後記】
昨日はオフ。相続メルマガの執筆、ブログカスタマイズなどを。その後は長男(8)とゼルダの新作をすすめました。ゼルダらしくパズル感覚もあって、長男(8)と「こうやったらどうだろ?」とあれこれ考えるのも楽しめます。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム


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