運がよかった、運が悪かったと考えることもあるわけですが、中には運で整理しなくてもいいこともあるはずです。
コントロールできない運の割合を下げておきたいものです。
運がよかった
何かしらの成果がでたとき、でなかったとき、「運」を感じることもあります。
たとえば、税理士試験に合格した。
あきらめずに続けていればどこかで合格するかもしれませんが、その年に合格できるかどうかには、運もあるでしょう。
独立当初、仕事が少なかったときに、ピンポイントで仕事の依頼をいただけたこと。
運の要素はゼロではないでしょう。
あのとき、仕事の依頼がなかったらどうなっていたかわかりません。
昔、会計事務所の面接で「あなたは運がいいと思いますか?」と質問されたことがあります。
運がいいとじぶんで感じている人を採用したかったのか?結局、そこには行きませんでしたが。
運があるのはいいのですが、「運がよかった」といえばそこですべて完結します。
運も大事な要素ですが、運だけでもないわけです。
運だけではないはず
運がいいと思うには、その前提は必要でしょう。
たとえば、今年は長男(7)と見に行くサッカーのチケットに当選しました。運もあったでしょうね。
ただ、当選したのは事前に抽選に応募していたからです。
運を感じるためには、何かしらの行動が欠かせません。
税理士試験にも「運」は必要なのでしょうが、運だけで完結させることはできません。
運以外の何かがあるでしょうから。
原因が見えにくいから「運」で片付けてしまうわけです。
事実、わたしもじぶんが不合格だったときには、「運が悪かった」と考えたこともありました。
でも、それ以外の理由もあったはずです。
とはいえ、運はコントロールできないもの。
めちゃくちゃ運がいい人はそうそういません。
であれば、運の影響する割合を下げておいたほうがいいわけです。
運の割合を下げるためには?
じぶんでは運だと思っていることには、実は決め手があったという可能性もあります。
分かる範囲で把握し、わからないことには仮説を立てておきたいものです。
たとえば、初めての方に仕事を依頼していただけたとき、それを運がよかったとするのはもったいないわけです。
何が決め手になって依頼していただけたのか。
そのきっかけを知ることができれば、運ではなくなります。
- プロフィールを見て、共通の趣味があった
- 出身地が同じだった
- 親族と同じ名前だった
- スポットのサービスがあった
といったことは、お客様の声を聞けば教えていただけます。
成果が出たとき、うまくいかなかったとき、運を考える前にじぶんの行動を見直してみます。
何が決め手になったのか。
仮説を立てておけば、運だけで片付けなくてもよくなりますし、じぶんの中で整理をしておけば、次につなげやすくなります。
運を上げるためには、何かしらの行動が前提です。
事前に出す、書いて伝えておくといったことは、やっておきたいものです。
事前に動いておけば、運に任せる部分を減らすこともできます。
【編集後記】
昨日は午後に打合せ、贈与の相談など。状況を整理し、気になるポイントをお伝えしました。
リアルでお会いする方には、名刺でなくセルフマガジンをお渡ししています。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とある場所
【長男とW杯観戦記(期間限定コーナー:ネタバレなし)】
昨日は朝、学校に行く前にダイジェストでポルトガル、スペインの試合をチェック。学校でもサッカーの話をしてきたそうで「きょう、せんせいともサッカーのはなししたよ」と教えてくれました。