FIREという道もあり、以前から注目もされています。
お金に困らず自由な時間を持てるという点が魅力のようですが、わたしはFIREというのは考えていません。
その理由をまとめてみました。
FIREでお金の不安なし?
FIRE。
「Financial Independence, Retire Early」と言われ、経済的自立や早期のリタイアを意味する言葉です。
資産運用で自立した生活を目指し、毎月、安定した配当金を受け取れるようになったら、そこで仕事をやめるといったようなイメージでしょう。
FIREについては、1年ほど前から雑誌やネットでも数多く取り上げられているのを目にします。
自由な時間をもてるFIREがいかに注目されているかがわかります。
自由な時間を持てて、お金に困らない生活ができるというのが魅力ということなのでしょうが、わたしはFIREを目指したいとは考えていません。
FIREで見失うものもあると考えているからです。
FIREで見えなくなること
わたしがFIREを目指していない理由は、仕事のやりがいをもっていたいから。
もしFIREを実現できたとして、実現できたあとの人生はどうなのか。
お金に困らないのですから、それこそ好きなように生活ができます。
朝遅く起きて、昼はじぶんの好きなことをやり、夜は友人との時間を楽しむなんてことができるのかもしれません。実際にそういう方がいるとか。
でも、そこにやりがいがあるかどうか。
わたしの場合は、おそらくないでしょうね。
好きな仕事をして、誰かの役に立てるというのが、現状で考えることができるやりがいです。
高齢になって仕事をやめた方が次のステージを見つけるとはいいますが、これもやりがいあることを見つけるためでしょう。
「やりがい」とはそれほど人生にとって影響あるものだと考えています。
最近、FIRE卒業という記事をネットで目にしました。
FIREをやめて、再びはたらくという選択です。
その理由はいろいろあるでしょうが、中にはやりがいを求めて、という方もいらっしゃるでしょう。
- やりたい仕事がない
- 誰のお役にも立てない
というのであれば、FIREという選択肢を選ぶかもしれませんが、やりたい仕事があるうちは、そこを目指さなくてもいいかなという考えです。
ただ、時間を自由に使えるという点では、現状でも似たようなところもあるかなとは思っていますけど。
不安がないのもまた不安
FIREで経済的に自立ができれば、人生の不安はかなり減らせるでしょう。
働かなくてもお金があるわけですから。
いっぽうで独立した現在。
経済的自立ができていればFIREと同じようなものであり理想ですが、決してそうではないでしょうね。
売上も安定しませんし、ガッツリ稼いで悠々自適なんてのは、遠い話ですし、カンタンではありません。
独立した以上、不安がゼロになるなんてことはないですし、不安がない人生もまた不安です。
お金の心配がなければ、無料で仕事を提供してもいいわけです。
ただ、それでやりがいがあるかといえば、そうでもない。
お客様に価値を感じてお金を払っていただくからこそ、じぶんに自信を持てますし、必要な場面でお金をスパッと使うこと、ときには仕事を通じてつながりをもつことが人生の大きなモチベーションになります。
お金の不安を減らすために、利益を出し、銀行にお金を借りるといった方法でお金を増やしておくといったこともできます。
もし何1つ不安がなかったとしたら、ブログもメルマガも書いていたかどうか疑問です。
不安は適度にあったほうがいい、ないとプレーが緩慢になるものです。
もちろん、お金を学ぶことは人生にとって大事なことです。どうやって増やすか、どうやって使うか。
ただ、お金だけで実現できないことがあるのもまた事実です。
たとえば、時間はお金があってもどうにもならないことでしょう。買えませんから。
老後になる前に今やりたいことをやってみる。
うまくいかないこともありますが、うまくいったときこそ、やりがいを感じるものです。
じぶんの人生、やりがいをもてる道を選びたいものです。
もし、FIREになってやりがいをもてるならそれはそれですが、わたしはだらけるでしょうね。
【編集後記】
昨日は午後から個別コンサルティング。その後は外出してクルマの洗車などを。男坂が再開したのを知って続編をチェック。W杯は0時からなので見ずに就寝でした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
ローソン こく旨MILKどらもっち
【長男とW杯観戦記(期間限定コーナー:ネタバレなし)】
昨日は起きている時間に試合がなく、前日の試合を2人でチェック。「クラスでW杯を見ているお友達いる?」と聞いてみたとろこ、ほとんどいないとか。まぁそうでしょうね。