じぶんで経理をやりたいと思っても、税金や経理のルールがあって敷居を高く感じることもあるかもしれません。
ただ、結果が正しければどんな科目を使っても、どんな入力方法も自由です。
経理の敷居が高い理由
じぶんで経理をやることをおすすめしています。
毎月の月初にざっくりとじぶんの数字を見て、
利益が出たかどうか
お金がどのくらいもちそうか
といったことを数字で確認することができ、判断の材料になるものです。
じぶんでやるからいつでも現状を数字で知ることができます。
カンタンではないのですが、身につければ一生モノ。
やって見る価値はあります。
とはいえ、税金や経理のルールがあり、それが足かせになることもあるでしょう。
ただ、気にし過ぎないようにしましょう。経理はある程度は自由にできるものです。
経理はもっと自由でいい
たとえば、決算書や確定申告書。
何の科目を使うか
資産か経費か
消費税の区分
といったルールは確かにあります。
会計ソフトにも初期設定で科目がつくられています。
ただ、経理はもっと自由でいいものです。
もともとある科目を使わなくても大丈夫です。
初期設定されている科目の中にはけっこういらない科目も多いですし。
普通預金という科目を使う必要はありません。じぶんでつくってもいいわけです。
経費科目でも最初からある科目にむりやり当てはめなくても、じぶんが特に使っている経費があればそれをじぶんにわかりやすい科目にして、特定の経費の動きを見ることもできます。
ある程度の軸はあるとしても、じぶんにわかりやすい科目をつくるればいいかと。
「IT投資費用」「ブログ運営費」など別で管理しても問題ありません。
とはいえ、先程のルールはあります。決算書や確定申告書を見たときに「なんじゃこりゃ?」となることはあるでしょうし、確定申告書は科目の枠が決まっています。
決算書や確定申告書など、外に出す資料には決算書科目というのが別にあり、それとじぶんがつくった科目とひもづけておけばいいわけです。
決算書や確定申告書を税務署や銀行に出す場面はあっても、経理の中身を他人に見せる場面はそうそうありません。
固定資産と経費を間違える
売上を抜く、もらす
消費税の区分を間違える
私的な支払いを経費にする
というのは税金のルールがあり避けるべきですが、経費の科目が違っていても同じ経費であれば税額は変わりませんから税務署に怒られることもありません。
じぶんが経理しやすいようにカスタマイズをしてみましょう。
会計ソフトに入力しなくてもいい
経理をじぶんでやるとき、入力は会計ソフトでやらないといけない
そう思われるかもしれませんが、そんなこともありません。
こうした枠に科目や金額、摘要を1つずつ入力していたらたいへんです。
マネーフォワードも
freeeも
おせじにも入力しやすいとは言えません。
で、会計ソフトを使わずに入力する方法もあります。
たとえば、クラウド会計ならネットバンクやクレジットカード、Amazon、請求書、給与計算などのデータを連携することができます。
ネット上にデータがすでにあればそれを使いましょう。
データ連携ができないとしても、Excelを使って仕訳データをインポートすることもできます。
Excelでしくみをつくっておけば、入力は最小限で済みます。
結果、会計ソフトにデータが入っていればいいわけで、必ずしも会計ソフトで入力しなくても問題ありません。
ルールがあるのでガチガチに考えてしまいがちですが、どうやって会計ソフトに入力するかは自由です。
チェックは必要ですが、結果が正しければいいわけです。
会計ソフトで入力したいならともかくそうでなければ別のやり方もありです。
やり方を工夫すれば経理の敷居も下がりますし、工夫するスキルも身につきます。
ぜひじぶんでやってみていただければ。
経理はもっと自由でいいものですから。
【編集後記】
昨日は株価評価、法人の決算などを。そのあとはオンラインストアのメンテナンスを。明日は校外学習(遠足)で名古屋港水族館に行くそうでごきげんでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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