人生の終点、相続。
相続には2つの立場があります。最初に経験するのは通常、相続人としての立場。
相続人として相続のことを考えるときに知っておきたいことをお話します。
相続のはなしをどうするか?
ふつうに生きていれば、人生誰もが一度は経験すると思われる相続。
じぶんが亡くなったときはもちろん、じぶんが相続人となる立場でも相続を経験することになります。
相続を何回経験するかは、人によって違いますし、家族の人数や相続の順番なども影響します。
通常から考えれば、じぶんが相続人になる立場のほうが早いわけです。
ただ、相続はデリケートな話題。
気になっていてもなかなか話しにくいということも。
ただ、人生に限りはありますし、相続はどこかであること。
あとではどうにもならないことも多く、相続人の立場としても考えておきたいものです。
相続税がかからなくても相続はある
勘違いされやすいのは、相続税のかからない家でも相続はあるということ。
…といわれても「?」となるかもしれません。
違いはこうです。
もし、相続税がかかる場合には、相続税の申告が必要ですし、申告期限までの10ヶ月でどの財産を誰が相続するか?の話し合いをする必要があります。
そのうえで、預金の相続手続きをしたり、不動産の相続登記の手続きなどをすすめます。
いっぽうで、相続税がかからない場合には、相続税の申告は必要ありません。
(小規模宅地等の特例などを使って相続税がかからない場合は申告が必要)
ただ、相続税がかからないだけで、預金の解約や不動産の名義変更などの相続手続きは必要です。
これをまとめると、以下のイメージです。
相続税がかかる場合は、相続税の申告+相続手続き
相続税がかからない場合は、相続手続きのみ
相続税がかからなくても、相続を一度は経験するということです。
家族が集ったときに
といったことを踏まえて、相続を考えておきたいもの。
ただ、相続のことをひとりで考えていてもなかなか進展はしません。
やはり、できる限りは相続を家族で共有するべきでしょう。
前述したように相続税がかからなくてもみんなに関係することです。
相続と言うと、「親がなくなったときのことを考えるなんて」と思われるかもしれませんが、現実にあるということを受け止めざるを得ません。
事前なら当事者が全員で話し合いができます。
円満な相続のためにも事前の話し合いはあったほうがまとまりやすいでしょう。
家族が集ったときに、本やメディアの話題などを利用しつつ、さらっと触れる程度に話してみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
親が元気なうちに。
わたしは親から相談されることもありますし、妹とも会ったときに家族で話もしています。
ま、相続税はかからないと思いますけどね。
【編集後記】
昨日は株価評価の打合せ。Appleへ配送修理に出したAirPodsProが戻ってきました。AppleCare+に入っていなかったので有償かと思いきや、今回は大丈夫だったようで。修理後のほうが音がよくなった気がします。気のせいかもしれませんが。
【昨日の1日1新】
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