集中が続かない…とお悩みであれば、アイテムを使って時間を見える化してはどうでしょうか。
数字も針もない、集中力をはかる時計、minee3。
その使用感をレビューしてみます。
数字も針もない集中力をはかる時計「 minee3 」
1つのことに集中するのは、カンタンではありません。
たとえば
- スマホを触ってSNSをチェックする
- パソコンで調べごとをしていたら、ネットサーフィンからしばらく戻ってこれなかった
といったことは誰しも経験があるのではないでしょうか。
わたしはあります。
とはいえ、時間は人生と同様にかぎりあるもの。
貴重さを感じつつ、対策もして時間をよりよく使いたいものです。
その対策の1つに、集中して生産性を上げようというポモドーロ・テクニックがあります。
25分集中 → 5分休憩 を4回繰り返し、4回目が終わったら15〜30分の休憩をとり、集中と休憩をはっきりさせて生産性を上げようという手法です。
この本にも書いてあります。
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25分に収まるようにタスクを細分化し、25分過ぎたらたとえ途中でも5分休憩しないといけないというルールです。
その昔にやったことがあるのですが、そのときはスマホのタイマーアプリを使い、そのスマホが原因で挫折しました。
今回は数年ぶりにふとやってみようと再チャレンジしています。
実際にやってみるとわかるのですが、25分で仕事をピタッと止めるのも、5分休憩するというのもけっこうむずかしいです。
特に休憩はしごとをやってはいけない時間。なにをして5分を過ごすか。
トレーニングもそれなりに必要でしょう。
そして、25分集中、5分休憩をはかるのもカンタンではありません。
スマホにもタイマーアプリはありますが、そのままスマホを触ってしまうということもあります。
過去のわたしですが。
そこで、対策の1つとして導入したのが、集中力をはかる時計。
今回レビューするタイマー時計「minee3」です。
集中をはかる時計「minee3」でできること
minee3はこういった時計です。時計の数字もなければ秒針もありません。
minee 3 は1周=12時間、1時間=60分ではありません。
1周で何分かは、じぶんで決めるのです。1分から1440分まで自由に設定できます。
集中の時間と休憩の時間をそれぞれ設定することができます。
時間が経過すると、色の部分が減っていき、白い部分が増えていきます。短い時間なら1周する時間は速くなり、長い時間ならゆっくり1周するというイメージです。
たとえば、集中の時間を25分にしたなら、裏面のマイナスボタンを長押しして、集中する時間を25に設定します。
休憩時間は裏面のプラスボタン長押しして、休憩時間とその繰り返し回数を設定することができます。繰り返し回数は最大9回。ここでは休憩時間5分、繰り返し回数は6回という設定です。
設定する項目を移りたいときは時計の上のボタンを押します。時計の動きをストップさせたいときもこのボタンを押します。
設定をすれば、あとは集中開始です。
集中時間では時計回りに
時計回りに白い部分が増えていき、緑色の部分は減っていきます。この緑色が限りある時間ということです。
ここであと半分しかないとなり、
次第に時間は過ぎていき
いよいよ残された時間もわずか。
そうして設定時間を経過したときに、ピピピッとアラームを鳴らすことができます。
音は3段階。1つはサイレントモードです。
休憩時間では反時計回りに
休憩時間はのまま反時計回りですすんでいきます。さきほどとは逆に白い部分が減っていき、緑色の部分は増えていきます。
設定した休憩時間で1周するようにmineeは動くので、集中時間に比べると1周するスピードは速いです。25分も5分も同じように1周するわけですから。
時計の12時の部分にランプが着いていますが、これが休憩のマークです。(写真では白いランプに見えますが、実際はピンク色)
設定した休憩時間の長さで1周して最初の集中開始の状態に戻ります。
この動きを設定した繰り返し回数だけ続けます。
時計を止めたときは、赤いランプでわかります。
これ以外にも現在が繰り返し何回目か、トータル時間を確認する機能もあります。
minee 3 を使うことで、集中 → 休憩を繰り返し設定でき、残り時間を見える化できます。
しごとに、勉強に、オンライン打合せに、めりはりをつけて集中したいという方にはおすすめです。
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カラーは全7色です。それに加えて限定版のブラック。さらに1,000円高いですけど。
minee3のここがいい・ここがいまいち
minee3を使ってみてよかったところを挙げてみました。
ここがいい
- おしゃれ
- わかりやすい
- 音が静か
- 持ち運べる
- 充電は週1回でいい
なにもかもいいなんてことはありませんので、ここがいまいちというところも同様に。
- ピッタリ閉じない
- 値段がちと高い
- 集中時間にはランプがつかない
- すぐに届かない
<ここがいい> おしゃれ
じぶんが使うアイテムは見た目も大事。
ということであれば、このMinee3は白色をベースにした時計ですし、デザインもシンプル。
デザインがよければテンション上がるもの。その点では文句なしです。
<ここがいい> わかりやすい
残された時間を見える化できます。
見える化できるのは、時間の貴重さを印象づける意味でもわかりやすいです。
実際、子どもたちにも試してもらい、「この色がなくなるまでに終わらせようか」と伝えたら集中して終わらせていました。
集中するなら時計の秒針や数字はなくても集中できます。
2色で残り時間がはっきり見えるのもいいかと。
<ここがいい> 音が静か
時計の音はまったくしません。無音のまま色が減っていきます。
集中時間が過ぎたときにはアラームを鳴らせるのですが、アラームを小さくしたり、消したりすることもできます。
ただ、集中しすぎて休憩に気づきにくくなるのはデメリットですが。
<ここがいい> 持ち運べる
わりとコンパクトなので、持ち運びもできます。
重さは147g。リュックにも入れても問題なかったです。
先日の静岡にも持っていきました。
どこにいても同じように、というのであれば、許容範囲内の重さかと。
<ここがいい> 充電は週1回でいい
minee3はUSB-C端子による充電式です。
とはいえ、1週間ほど充電しなくても大丈夫です。スイッチもありますが、そのままでもいいかと。
ちなみに、同梱されているケーブルはUSB-A→USB-Cの端子です。
USB-Aを使っていないですし、口コミでもこのケーブルでしか充電できないというコメントを見かけたのですが、わたしのiPad ProのUSB-Cでは問題なく充電ができています。
右上のカミナリマークでそれがわかるかと。
当初はマイナス点がよぎりましたが、一転してプラス評価に。
<ここがいまいち> ピッタリ閉じない
今度はいまいちの点。
まずminee3ですが、12時のときにピッタリと閉じません。ほんのちょっとスキマができているのがわかるかと。
このminee3を買うときにもAmazonの口コミでこの情報を目にして、一瞬う~んとなりました。
ただ、タイマー自体は面白いなと思えたので、そのリスク込みで買いました。
いざ、じぶんのところにminee3が届いたときに、開封して同じ状態になっているのを見ると、そのリスクを受け入れていたとはいえ、ちと凹みましたが。
こういう小さなデメリットを許容できるかどうかでしょうね。
<ここがいまいち> 値段がちと高い
同種類のタイマーと比べると、ちと高いです。
商品自体で7,600円。さらに韓国の商品なので海外の配送料が必ずかかります。なんだかんだで9,000円弱。
もし、新品を買うなら、Amazonかメーカーのサイトになります。
ちなみに、メーカーのサイトはドル建てなので、為替が影響します。
5ドルのクーポンに誘われて、レート換算で300円ほど損したと決済してから気づいたのはここだけのはなしです。
まぁ、それでも使ってみると、その値段だけ投資した価値はあったとは言えますが。
<ここがいまいち> 集中時間にはランプがつかない
先程、休憩時間にはピンクのランプがつき、停止すると赤いランプがつくという話をしました。
ただ、集中時間のときには、ランプがつきません。
それがわかりにくいです。開始をしたつもりでも最初のうちは動いているかどうかがはっきりわかりませんでした。
今は慣れたのでわかりますが。動いているときもランプがつけばもっとわかりやすいよなー、とは感じました。
<ここがいまいち> すぐに届かない
これは商品としてのイマイチではないのですが、韓国から配送されるので届くまでに時間がかかります。
Amazonで買うとしても、Amazonをとおして会社が直販しているので翌日には届きません。
成田に到着したのは3日ほどでしたが、そこからなかなか届きませんでした。
1週間から10日待つことになります。わたしは1週間ほどで届いたかと。
ということでよかったところと、いまいちなところを挙げてみました。
ということで、minee3を使ってみていいところといまいちなところを挙げてみました。
ただ、集中する時間を管理するツールとしては満足しています。
じぶんの仕事の集中力を上げるためにも、子どもに時間を伝えるのにあえて数字や秒針がない時計を使ってもらうというのもいい体験になるはずです。
残り時間を意識するのに試してみていただければ。
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【編集後記】
昨日は1日。じぶんの月次と相続メルマガの配信。そのあとはスタバで読書、ブログなどでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
スタバでminee3