カメラ入門 「あれ?」と思ったら確認しておきたい設定10

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カメラを使っていると、なにか変だなぁと感じることもあります。
その事例と対処方法をまとめてみました。

目次

カメラの設定はむずかしい

 

デジカメで写真を撮るときには、スマホと比べると設定することが多いです。

 

  • モードを切り替える
  • フィルターを装着する
  • 明るさをじぶんで決める

 

といったようにじぶんで調整することがあります。マニュアルにしてすべてじぶんで設定することもできます。

 

それが魅力の1つでもあるわけですが、カメラを始めたばかりだとその設定にも戸惑いがちです。
カメラを使っていくと、ときどき「あれ?なにか設定がおかしいな」ということもあるわけで…。

 

そこで今回の記事です。
カメラの設定で「変だな?」と思ったときに確認しておきたい事例を10個挙げてみました。

 

設定トラブル事例10

 

初心者としてやりがちな基本的な設定トラブルを10個挙げてみました。
冒頭の写真のカメラ、SONY α7Cでどれも経験済みです。

 

1.暗い…(その1)

 

カメラの明るさはF値、シャッタースピード、ISO感度といった設定を調整して決めます。

F値は小さいほど絞りが小さくなって明るくなりますし、シャッタースピードも遅いほど明るくすることができます。

ところがいい感じで調整をしたはずなのに、なにか暗いなと感じたときは、露出補正をしていないかチェックしてみましょう。

 

-3などになっていたら、暗く補正されています。

2.暗い…(その2)

その露出補正も調整したのに暗いということもありえます。

その場合、NDフィルターなどをつけたままにしていないかどうかをチェックしましょう。

晴天時の日中だと、光の量が多く、その光を抑えようとするときにフィルターを使うことがあります。

NDフィルターは、通常のフィルターと違って、黒っぽい色をしています。それによって光の量を減らすことができるわけですが。

 

ただ、そのフィルター装着した状態で室内で写真を撮ろうとすると、暗い写真になってしまいます。
フィルター自体が黒っぽいので、まぁそうなります。

 

3.ピントが合わない…

 

通常オートフォーカスで写真を撮っている場合、ピントを合わせると「ピピッ」と鳴ってピントを合わせてくれるのですが、このピントのあう音がしないということもあります。

その場合、レンズがマニュアルフォーカスになっている可能性があります。

 

レンズの設定がAFでなくMFになっているようであれば、マニュアルフォーカスです。

 

マニュアルフォーカスのまま写真を撮ることもできますが、オートフォーカスにしたいなら切り替えます。

 

4.ファインダー越しの映像がぼやける

ファインダーから映像を見たときに被写体がぼやけていることがあります。

その場合、視度調整ダイヤルを回してピントを合わせましょう。

α7Cの場合にはファインダーのすぐ横にあります。

 

5.シャッターボタンを押せない(その1)

写真を撮るときにシャッターが押せない…ということもあります。

その原因の1つは動画モード。

 

オンラインで利用したり、動画を撮影したあとで写真を撮ろうとすると、シャッターを押せません。

動画モード以外(M・S・A・P・AUTOなど)に設定しましょう。

動画撮影のボタンをシャッターボタンに設定変更することもできますが、そこはお好みで。

6.シャッターボタンを押せない(その2)

シャッターボタンを押せない…というもう1つの原因は被写体と近すぎるという点。

レンズごとに最短撮影距離が決まっています。

このレンズだと、0.22m。

かなり近くに寄って撮影することができますが、もう少し離れて撮らないといけないケースもあります。

 

7.黒い線が入る

 

室内で動画モードで撮影をしようとすると、黒い線が入ることがあります。
これはフリッカーという現象が原因。

 

蛍光灯は人間の目には常灯しているように感じますが、実は高速で点滅しています。

 

東日本では1秒間に100回(静岡あたりを堺にした西日本では120回)点滅しています。
その蛍光灯のちらつきがフリッカー。

 

この対策としては、シャッタースピードを調整します。

  • 東日本なら1/50秒か1/100秒に
  • 西日本なら1/60秒か1/120秒に

シャッタースピードを調整しましょう。

 

フリッカーレス撮影の機能があると抑えることができます。
α7Cでは静止画に限って利用できます。

 

8.表示されない画像がある

 

SDカードをカメラから抜いてパソコンで読み込み、再度、カメラのSDカードスロットに戻すと、表示できない画像がでてくることがあります。

 

その場合、カメラにある「管理ファイル修復」を選びましょう。
IMG 0269

これでもとに戻るはずです。

 

9.SDカードが入らない

 

何らかの理由からカメラのSDカードスロットにカードが入らなくなることもあります。
SONYのカメラでは、右下のランプ灯が赤く点滅していたら修理行きの可能性が高いです。

 

SDカードを正しい方向で入れないとそういうこともあります。
そんなことあるの?と思うかもしれませんが、どんなこともありえます。
その経緯はここではあえて触れませんが。

 

保証期間内なら無料で修理してくれます。期間は1週間ほどでしょうか。

 

10.オンラインのカメラ設定ができない

 

カメラをオンラインで利用する場合にうまく接続できないというケースもあります。
まずはZoomなどのオンラインツールでカメラを選べるかどうか。

 

たとえば、SONYであれば、ソフトウェアをインストールすれば、カメラを選択できるようになります。

SONY α7Cをオンラインカメラとして使うときの設定パターンマニュアル。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog

α7CをUSBストリーミングでWebカメラとして使うには? – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog

α7CだとUSBストリーミングができるので、カメラを直接つなぐことができます。

 

カメラを接続しているのに映像が映らないという場合は、再起動をしてみましょう。

 

トラブルも

 

トラブルかな?と思うことがあると、ヒヤッとします。
できれば避けたいもの。

 

でも、いろいろ試していれば、トラブルはあるもの。
カメラは設定することが多いですし、撮影も奥が深いのでよけいにです。

ただ、カメラを落としたらさすがに凹むでしょうけど。

 

ということで、設定のトラブル事例を10個挙げてみました。
今回の記事がカメラ初心者の方の参考になればうれしいです。

 


【編集後記】
昨日はオフ。大雨だったので自宅でのんびりと過ごしました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とある動画


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