デジカメで写真を撮るときに、光量が多すぎると写真が白飛びしてしまいます。
それを抑えるのにフィルターを使うという手があります。
光が多すぎると困る
デジカメで写真を撮るときには、調整が必要です。
その1つは光を取り込む量。
デジカメでは絞り(F値)、シャッタースピード、ISO感度といったものがあります。
F値を小さくすると、レンズの絞りが開き、レンズを通る光の量は多くなります。F1.8ならこのように背景ボケした写真が撮れます。
逆にF値を大きくすると、レンズの絞りが閉じられ、通る光の量は少なくなります。背景もはっきりした写真が撮れます。
シャッタースピードは文字通りシャッターのスピード。
シャッタースピードが速ければ、写真は暗くなりますし、シャッタースピードがゆっくりならば、光が多く取り込まれるため明るくなります。
これとISO感度をあわせた3つで、カメラに取り込む光の量を調整します。
ただ、光を取り込みすぎるとファインダーから覗いた景色は白くなります。いわゆる白飛びと言われるものです。
天気がよく太陽の光が多いと、白飛びもしやすいです。
F1.8でかなりわかりやすい白飛びに。
F値、シャッタースピードを下げても多少白飛びはしています。
こうしたとき、光の量を減らすにはカメラの露出調整を使うという手もありますが、フィルタを使うという手もあります。
NDフィルターを着ければ減光できる
カメラにはNDフィルターというのがあります。
レンズの光を減らすためのグレーのフィルター。まぶしさを抑えるサングラスのようなイメージです。
レンズの口径にあわせたものを装着します。わたしのレンズだと55mm。
今回付けたのは、光量を調整できる可変式NDフィルター。
先端のフィルターを360°回して光量を調整できるものです。
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先程の写真も
NDフィルターをつけて撮ってみるとこのように。グレーのフィルターなので、ちょっと暗い感じにはなりますが、白飛びはなくなります。
あとは、フィルター自体で光量の調整をしたり、F値、シャッタースピードで適当な光量を探すということになります。
多すぎる光の量はフィルターを使って調整することができます。
フィルター1つで表現が増える
このフィルター1つで撮れる写真のバリエーションも増えます。
シャッタースピードを1’に下げると通常は光を取り込む量が多くなりますが、フィルターをつけることでその明るさを抑えることができます。
また、シャッタースピードを下げることで波の動きもはっきりとらえることができます。
現在使っているフィルター(K&F Concept 55mm 可変NDフィルター ND3-ND1000 減光フィルター)はND3-ND1000まで10段階の調整ができます。
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つまり、光量の調整もNDの範囲内では自由です。
ただ、
レンズフードをかぶせることができない。
360度回転するため、調整を目でチェックする必要がある
といったことはデメリットでしょうか。
まぁ、なにを使うにもメリットもデメリットもあるものです。
写真の表現を増やすなら、NDフィルターをつかってみるのもおすすめです。
【編集後記】
昨日はオフ。午後から外出し買い物など。長男(7)が妻の誕生日にプレゼントしためぐりズムを使わせてもらいました。目の周りがあたたかくなって、おかげで目の疲れがとれました。
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めぐりズム