カメラ入門 マニュアルで写真を撮ってF値とシャッタースピードを好きに選ぼう。

カメラ入門

カメラで写真を撮るときは、マニュアル設定で撮るようにしています。

その結果撮れる写真の違いなどをまとめてみました。

カメラの設定をマニュアルにしてみる

カメラで写真を撮るとき、どのような設定にするかはじぶんで選ぶこともできます。

(現在わたしが使っているフルサイズカメラのSONY α7Cを前提に話をすすめてみます。)

オート(AUTO)、プログラムオート(P)のように設定をほぼ自動でやってくれるモードもあれば、設定を1つずつ選んで撮影することもできます。

今やっているのは、このうちの一番下、すべてじぶんで設定するマニュアル撮影(M)です。

主に触っているのは、F値、シャッタースピードです。

F値は小さくなるほど、光を多く取り込み明るくなるので、背景ボケしやすくなります。

いっぽうで、F値が大きくなるほど光を取り込む量は減り暗くなりますし、はっきり映るようになります。(遠近でボケさせる方法はありますが。)

シャッタースピードはシャッターが閉まるスピード。シャッターが閉まるスピードが速いほど、映りは暗くなります。

ゆっくりだと写真は明るくなりますが、水しぶきもこのようにとることができます。

ただ、シャッターが閉まるスピードが遅いだけに撮った写真はブレやすくなります。すごく遅くするなら三脚などで固定したほうがいいでしょうね。

F値とシャッタースピードをどんな設定にするかをじぶんで選べるのがマニュアル設定です。もう1つISO感度もありますが、そこは基本オートにしています。

F値を小さくすると明るい写真が撮れる

F値が小さいと明るい写真が撮れます。

たとえばこの写真はF4.0、シャッタースピード1/30、ISO感度100という設定で撮った1枚。

F値も小さいので光が多く取り込みますし、シャッタスピードもゆっくりなので明るい写真が撮れます。

この写真は、F4.5。これもF値は低く明るく背景もボケています。

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F4.0、シャッタースピード1/1250、ISO感度800という設定の1枚。

ピントは手前に合わせていますので、後ろの方はボケています。

これもF4.5、シャッタースピード1/400、ISO感度100。

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全体的にF値も小さめで、シャッタースピードが速ければ明るい印象の写真にはなります。そのため背景ボケもします。

マニュアル設定では、こうしてF値やシャッタースピードを調整します。

はっきりした写真を撮りたい場合には、F値を高くします。これは浜名湖SAで撮影した1枚。F32、シャッタースピード1/40、ISO感度640。焦点距離は200mmです。

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F32まで上げた結果、、はっきり映るようになったのですが、光を取り込む量が減り暗い映りになってしまいます。

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これをどうやって明るくするかというと、もう1つのシャッタースピードを遅くします。

そうすることで光を取り込む量を増やすことができます。結果、ボケずにはっきりとした写真、かつ、明るい写真にできるわけです。

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次に浜名湖SAで同じ景色で3枚撮ってみました。

まず基本の写真を

まず、F5.6、シャッタースピード1/250、ISO感度100。けっこう明るい印象です。

DSC04487

シャッタースピードを上げてみると

次にF5.6、シャッタースピード1/640、ISO感度100。先程よりシャッタースピードを上げました。その結果、シャッターを切るスピードが速くなり少し暗い写真となります。

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今度はF値を大きくしてみると

最後にF16、シャッタースピード1/160、ISO感度100。

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今度はF値を大きくしてみました。それによって、また光を取り込む量が減って暗い写真となります。ただ、これはこれで空の色と木の影が出てていいかなと。

同じ場所の写真なのですが、設定を変えることで印象も変わった写真になります。これがマニュアル設定のいいところかなと。

F値を大きくしないと撮れない写真もある

F値を小さくすると背景ボケしやすくなりますし、主役を決めやすくなります。

なのでF値は小さくしがちですが、F値を大きくすることで撮れる写真というのもあります。

たとえば、この写真では木の後ろに太陽が差し込んでいるのですが、この写真だとそれはよくわかりません。なにが主役なのかも。

この写真でF4.0、シャッタースピード1/320、ISO100という設定なのですが、F4.0ですし、光を取り込む量も多めです。そのため、白飛びしているしなにが主役なのかもよくわかりません。

ここでF値を大きくすることで、光を取り込む量が減り、木は暗く映ります。結果、太陽の光を主役にした写真を撮ることができます。

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設定はF16.0、シャッタースピード1/320、ISO感度320という1枚です。

同じように、今度は木の間から見た太陽の写真。F値5.6、シャッタースピード1/800、ISO感度100。

まぁこれはこれでありですが、

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同様にF値を上げてみると、太陽の線が出た状態の写真を撮ることができます。

F値22、シャッタースピード1/800、ISO感度2000という1枚です。

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F4.5、シャッタースピード1/800、ISO感度800だとこのような写真ですが、これもF値を上げてみると、

また違った印象の写真を撮ることができます。

これでF25、シャッタースピード1/200、ISO感度400という設定。F値を25まで上げて暗くなった分、少しだけシャッタースピードを下げて明るくしています。

F値をあげることで暗さを利用して主役を決めやすくしているといったところでしょうか。

よくもわるくもじぶんで設定してオリジナルの写真を撮れるというのがマニュアル撮影の魅力です。

マニュアル撮影はむずかしいのですが、慣れてきたら少しずつ試してみると、また写真撮影を深堀りでき楽しめます。

ということで、デジカメ初心者の方の参考になればうれしいです。


【編集後記】
昨日はお客様と相続対策の打合せ。現状の話を聞いてこれから対策をすすめていきます。

【昨日の1日1新】
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