業界の繁忙期に付き合わなくてもいい。慣習より習慣。

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繁忙期に付き合わないためには、慣習にとらわれることなく、じぶんなりの立ち位置を見つけたいものです。

習慣があると負荷がかかり、じぶんの立ち位置を考えざるをえなくなります。

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繁忙期とやらがやって来る

先日、18時過ぎに長男(6)を迎えに行ったとき、近所の会計事務所の明かりがついていたのを見かけました。

12月から3月までは、税理士業界では繁忙期と言われる時期。

「税理士はこの時期忙しいんだよねー」といったら、「おとうさんはいいの?」と。

で、「おとうさんはたくさん仕事がないから大丈夫なんだよね」と答えました。

まぁそれはそうです。

他と違うということがわかれば、「なんで?」とは疑問には思うでしょうね。

ただ、じぶんがそうしたいならともかく、わたしは残業が苦手なのでやらない方向性です。

夕食は家族と一緒がいいですし。

この時期は忙しいものだから…と考えていると、他と違うことに違和感を覚えます。

独立当初のわたしはそうでした。

「昼間に事務所にいていいのか」
「定時まで仕事をしないといけないよな」

といったことを考えていましたので。勤務していればそんなことはないでしょう。

ただ、独立前と独立後の環境はまるで違いますから、業界の繁忙期とやらに付き合わなくてもいいかなと思っています。

繁忙期に付き合わないためには?

繁忙期になる原因の1つは、時期的な仕事が集中するということ。

特に1月〜3月までに期限がある仕事が多いのです。

その対策の1つは、業界の慣習とやらにとらわれることなく、やれることを前倒しですすめることでしょう。

ソフトがリリースされてからやる、あるいは期限が迫ってからやるでは遅すぎます。

「期限のある1月に入ってからやるもの」ではなく、「12月にやれるものはやっておく」

「2月にソフトの確定申告機能がリリースされてからやる」ではなく、「1月にやれるものは違う方法でもやっておく」

と業界のルールとは立ち位置を変えることが必要です。

税務署は2月16日から確定申告しましょうと言っていますが、1月4日に確定申告をしてもいいのです。

ただ、会計ソフトがその年の確定申告に対応するのを待っていたら、繁忙期に突入です。

だからこそ、確定申告書等作成コーナーを利用して、1月4日に確定申告をしています。

慣習に振り回されることなく、できることはじぶんのペースで進めたいものです。

立ち位置を変える意識をもたないと、繁忙期はなかなかなくならないでしょう。

慣習より習慣

どの業界にも慣習とやらはあるものです。

ただそこで何も考えずにいると、習慣を守れなくなります。

「繁忙期だから、ブログの更新をお休みします。」

「忙しいからメルマガ送るのやめときます。」

とは言いたくありません。

繁忙期といわれる2月と3月に誕生日がある妻と長男(6)に

「忙しいから誕生日パーティーは今度ね」

とも言いたくありません。

日々の習慣をつくることで、限られた時間の中でいかに慣習にしばられないかという道を探すことになります。

負荷はかかるのですが、負荷をかけないと仕事は膨張します。

変えることがむずかしいこともありますが、変えることができることも意外とあるもの。

慣習より、習慣を先に考えて、繁忙期に巻き込まれないようにはどうすればいいか、工夫したいものです。


【編集後記】
昨日は給与支払報告書の送信。関数やExcelマクロを使ってうまく行きました。
午後はオンラインセミナー開催でした。

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