フリーランスになったら、確定申告はじぶんでやるのがおすすめです。
そこに至るまでにいろんなことを体験でき、ある意味で自己投資ともなるものだからです。
確定申告はやらないといけないこと
確定申告では、売上と経費を集計して計算した税金を払います。
基本は3月15日までに申告し、所得税を払います。3月31日までには消費税も。
ただ、それだけでは終わりません。その後に住民税や個人事業税といった税金も翌年にかけて払っていくのです。
確定申告は申告期限までにやらないといけないことですし、税金も払わないといけないものです。
遅れれば、ペナルティがかかります。
じぶんでやろうとすれば、負担はそれなりにかかります。
税理士に丸投げすればいい、そう考えるかもしれません。
ただ、じぶんでやってみることでいろいろな体験ができ、自己投資にもなるものです。
じぶんでやってみればわかる
腕を磨ける
じぶんで経理をやってみると考える場面は確実に増えます。
確定申告をするには、会計ソフトで売上や経費のデータを集めることが必要です。
そこでは判断も必要になります。
この入金は確定申告に含めないといけない?
このレシートの内容は経費になるかどうか
そういうことを考えることになります。
どうしてもわからないものは調べたり、税理士に聞くこともあるでしょうが、まるまる他人任せにするのとはかなりの差です。
そして、ごまかしてはいけないという軸を磨けます。
売上になるものは売上に。経費にならないものは経費にしないということです。
だからこそ、経費になるべきものは必ず経費にするようにしないといけません。
節税
節税も体験の1つです。
小規模企業共済やiDeCo(確定拠出年金)など、掛金を払えばそれだけ税金が減ります。
掛金は小規模企業共済は最高84万円。iDeCo(確定拠出年金)は最大81.6万円。
うち、小規模企業共済については年払いすることもできます。
その結果、税金が「掛金合計×税率(所得税と住民税をあわせて最低15%)減らすことができます。
掛け捨てではなく、将来のお金として受け取ることができるものです。
ただ、そこで気づきます。節税できるけど、お金もいったん出ていくことになると。
節税しつつ将来のお金をつくる
節税すれば手元のお金がでていく
このバランスをどうとるか、というのがすごく勉強になります。
じぶんで経理することで、より深く考えます。
e-taxで申告する
フリーランスになると、3月15日までに確定申告をしないといけなくなります。
青色申告特別控除は、届出書をだしておけば、お金を必要とせず、65万円を経費にできるわけですからこれをうけない手はありません。もし、遅れると青色申告特別控除を10万円しかうけることができなくなるので、大ダメージです。
この青色申告特別控除額、最大の65万円受けようと思うと、e-taxで申告しないといけないのです。(紙提出だと最大55万円)
そこで、じぶんで確定申告をやろうとするわけですが、
・事前の届け出
・マイナンバーカード
・カードリーダー
が必要になります。
マイナンバーカードのサイトから利用申請をして、Amazonなどでカードリーダーを探すわけです。
その後に、「確定申告書作成コーナー」にどう入力すればいいかをじぶんでやりながら体験することになります。
一度やれば、翌年からはできるようになるはずですし、訂正したい場合も確定申告の期限内ならパソコンから再提出できます。
じぶんで確定申告をやることでこれだけの体験ができます。
最速で提出するのが正解
確定申告期限は3月15日ではあるのですが、実際はもっと早く提出することができます。
最速で1月4日です。
となれば、日頃から経理をやっておき早く提出してしまえばいいということもわかります。
ギリギリまで引っ張るのは、もったいない話です。その間にできることはやまほどあるはずです。
経理は日々やるのが一番ラクだということにも気づきます。
なによりも、経理をやるのは税金の申告のためではなく、日頃からじぶんの数字をチェックするために必要なことです。
身につければ、一生モノです。
ぜひ、仕事の1つという位置づけで、日々、自己投資の時間をつくってみましょう。
【編集後記】
昨日はオフ。朝は長男(6)と近所を散歩。午後は父親の誕生日のお祝いで実家へ。写真もたくさん撮りました。Googleフォトで共有をします。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とある手続き