「いつか」に貢献できるかどうか? 丸投げの仕事を受けない裏の理由

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独立したあと、どういう仕事を提供できるか?というのは意識しています。

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「何から何まで」がいいかどうかはお客様次第

サービスの提供の仕方には、色々な方法があります。

ホテルのコンシェルジュのように、何から何まで手配するようなVIPサービスというのを売りにするのも1つです。

それを求めているお客様もたくさんいるはずですし、独立する前の私はそれがいいと思っていました。

ただ、そうとも限らないなということに気づきました。

違うものを求めているお客様もやっぱりいるのです。

例えば、「じぶんで常に数字を見れるようになりたい」「将来の相続対策を考えてほしい」ではなく、「考えたい」といったようにです。

うえむら
こっちでやるのは簡単ですし、早いのでしょうが、丸々こちらでやってしまうと、お客様にとっては、いつまでもブラックボックスのままなんですよね。

だからこそ。結果だけ伝えるのではなく、過程も一緒に考えてもらい、ときには手を動かしてもらい、…というのを意識しています。

「ひとりよがりだろ?」という声もあるかもしれませんが、現実、喜んでいただける方もいらっしゃいます。

 

それに。レシートや領収書を預かって会計入力をまるまる請け負うというような仕事は、今の自分には難しいなということわかりました。(私の場合は、入力すると手が痛くなる、入力が遅いというのもあります。)

ひとりであるがゆえに、私は何から何まで丸投げという仕事では、お役に立てないと自覚しています。

 

というわけで、丸投げでない方に、お役に立てるような「教える仕事」を提供するのがいいなと感じるようになりました。

プロレスのタッグチームのように

どんなことに価値を感じるか?は、人それぞれです。

であれば、「自分がお客様だったらこんな感じがいいよな」と思ったものを提供するしかありません。

前述したように、独立後は一緒に、というのを意識するようになりました。

お客様とプロレスのタッグを組んでいるイメージです。

キン肉マンとキン肉マングレートによるマッスルブラザースのように。

補足
キン肉マングレート(カメハメ)がキン肉マンに一緒に考えてもらいながら、一緒に戦っていたところは何度も読んで、グレートのローリングソバットやマーシャルアーツキックは感動ものです。

これを仕事に置き換えると。

税務調査にしたって、相続税の申告にしたって、資料を準備してもらい、一緒に考えてもらうよう意識しています。

判断ができるための材料を提供するようにしています。

こっちで考えて答えを提供するのは簡単なんですけどね。

お客様自身にも考えてもらい、選択してもらってこそ、次につながるんじゃないかと考えています。

  • 毎月数字を見るには、何をすればいいか?そのワケは?
  • どうして家族の通帳までチェックしたほうがいいのか?
  • ネットバンクで税金を払ってみては?

先日は、贈与税申告をした後に、納税をクレジットカード決済していただきました。

「こんなことできるんですねー」「これから確定申告でもやってみたい」という声もいただけました。

 

税金であろうと、独立などの税金じゃないテーマであろうと、ある意味人生相談です。

長い人生。どれだけ一緒にできるかわかりませんが、一緒に仕事をしながら何か1つでも2つでも発見をしていただければいいなぁと思っています。結局、0→1が一番壁が高いので。

となると、やっぱり自分のレベルアップも欠かせないわけですが。

現在だけでなく、将来にもつながってくれればいい

現在はお客様でも、将来はどうなのか?は正直なところわかりません。

特に相続やスポット相談などのワンポイントの仕事ならなおさらです。

それでも、将来、同じようなこと(例えば2次相続など)があったときに「そういえば、あのとき何か言ってたなー?」と、ピンと来てもらえたらいいなぁと思っています。

少なくとも、そのとき一緒に仕事している税理士が言っていることがなーんとなくわかるというのが、個人的には理想です。

もちろん、このブログからも、何かしらお役に立てる情報が提供できればいいかなとも思っています。


【編集後記】
昨日は相続税の申告。そのあと実家に行き、夕方には長男(4)と公園へ。長い滑り台を楽しみました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
セブン-イレブン 名古屋天白消防署前店
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