本を読むことで学べることは少なくありません。
文章の書き方を学びたいなら、上阪徹さんの「10倍速く書ける 超スピード文章術」はおすすめです。
文章には書き方がある
ブログを始めてから、意識するようになったのは「書く」こと。
毎日、文章を書いて、感じたことは書くことの重要性。
書く練習はしているものの、書く文章がわかりにくかったら、読んでもらうことはできません。
「文章でどう読み手に伝えるか?」という課題
そして、書くことには、少なからず時間がかかります。
今よりも速く書ければ、その分、仕事も速くなり、時間も生まれます。
「読み手にどう伝えるか?」と「速く書く」、この2つの課題に対処するヒントをくれたのが、「10倍速く書ける 超スピード文章術」です。
ビジネス文章に文才はいらない 素材を見つける
この本に書かれていたことで、印象的だったのはこんな一言です。
結論から言えば、うまい文章なんて書く必要はありません。
ビジネスパーソンが目指すべきは、「わかりやすくて、読者の役に立つ文章」です。
うまく書こうとする、うまい文章をお手本にすると、時間もかかるし、伝わらない文章になるということ。
それよりも大事なのは、素材。何を伝えたいのか、読者に伝えたい具体的な事実。
その素材というのは
- 具体的な事実
- エピソード
- 数字
の3つです。
文章は素材が9割、その素材をしっかりと柱あげしておけば、文章は書けることを教えてくれました。
また、
- 読者を誰にするのか
- 書く目的
- 素材
の3つを最初に決めてから書くことで速く書けるようになるとも。
時間がかかるのは、ゼロから文章を作るからだというのは、「う〜ん、納得」
読んで学んだことをやってみる
それ以外にも、この本を読んで多くの学びがありました。
推敲(すいこう)についても学べたのは、よかったです。
推敲(すいこう)とは文章を何度も練り直すこと Wikipediaより
しばらく置いてから、もう一度見ると、また違った感じで見ることができるといったことは、普段の仕事でもやっていることですが、改めてこの方法の有効性もわかりました。
ちょうど、「推敲する」を実践できる仕事もあったので、早速この本に書かれているルールを意識して、やってみました。
読書をするだけでは、宝のもちぐされ。
今回学んだことは、メモしておき、ブログを書く前には、毎回眺めるようにしています。
何か1つでも実践してみることが大事です。
それさえできれば、読書というのは、1,500円程度で学べるローリスク・ハイリターン。
この、「10倍速く書ける 超スピード文章術」、書く仕事をする人には、おすすめの1冊です。
【編集後記】
昨日はお客様訪問。相続のことを中心に。帰路で新しいラーメン屋を発見。最近、そばを食べることが多く、久しぶりのラーメンでした。^^;
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
麺屋 志縁③