損得勘定で動かないほうがいいというのは、昔から言われることです。
ただ、損得を考えるのも大事かなと。
損得勘定はやめておけ
損得勘定で動かないほうがいいとはよく言われます。
ここでいう損得勘定は、
メリットがあるなら動く
メリットがないなら動かない
というじぶんにとっての損得だけで決めるというはなしです。
人間関係も損得勘定で決めないほうがいいと言われます。
損得だけでは割り切れない人間関係もあるから、と。
じぶんにとって得するか、損するかを考えて動くわけですから、マイナスイメージに映ります。
すると、「損得で動くなんて…」と怒られるかもしれませんし、損得なんて考えないほうがいいだろうという考えにもなるでしょう。
ただ、あえて損得を考えて動くという選択もありかなと。
損得を考えないデメリット
損得を考えないということは、得はもちろん、損も考えないということ。
それはそれで1つの道かもしれません。
いっぽうで思考停止になる可能性もあります。
損得を意識しなければ、得はもちろん損を選択したくても、損すらも選べなくなります。
というと、「損をしたいなんてことある?」と思われるかもしれません。
たとえば、
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• 時間を考えたら新幹線のほうが圧倒的に早いけど、あえてクルマで移動したい • 子どもを駅に迎えに行くと、自分の時間を失うけど、迎えに行きたい • ブログやメルマガを書いていると、多くの時間をつかうけどあえて発信したい |
などなど、あえて損と思われることを選ぶこともあります。
そもそも、得なのか?損なのか?はっきりとわからないことも多いです。
たとえば、このブログやメルマガも毎日書いていて、芽が出ないと、その時点では時間利益は大赤字に映るかもしれません。
でも、出し続けることによって、知っていただけるようになり、仕事の依頼をいただけたりと、得が芽生えることもあるわけです。
とすれば、損得といっても、実際のところは動いてみないとわからないことも多いわけです。
損だとわかっていても、やってみたいことはありますし、損だとしてもどこかで得に変わることもありえます。
ただ、損得を何も考えないと、思考停止になり損を選ぶことさえできないわけで、その意味で損得を考えておくのも大事かと。
とにかく動いてみる
これまでやってきたことも、他人から見たら「やめたほうがいいのでは?」と思われていることも多いです。
損するからやめておけということです。
・会社やめて(税理士受験に専念して)大丈夫?
・独立して大丈夫?
・ひとりで大丈夫?
などなど。
特に独立したら固定収入がなくなるわけですから、その点では損をする道を選んでいると映ることもあるでしょう。独立したからといって、仕事の依頼をいただけるとも限らず、食べていけなくなったらどうするの?と。
ただ、人生の舵を切るとなれば、ある程度のリスク(ブレ幅)はつきもの。
そのリスクを恐れていては、動くことすらできません。損得を考えたら最初のうちは収入が減りますから損。
だからこそ、損がありえると認識したうえで、動くことになります。
でも、動いてみて得したなと考えることも多いです。
・好きな仕事
・残業無し
・繁忙期なし
・スーツなし
・好きな道具
・時間の使い方
・趣味を楽しむ
などなど。損得を考えなかったらなしえなかったことです。
損得を考えて動くなとはいうものの、損をわかったうえで動くためにも、損得は考えておいていいことです。
【編集後記】
昨日は個別コンサルティング2件。
どちらも会話も仕事も楽しめました。
その後、スタバに行き、
ブログを書き、夜はドラクエⅡを。
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