経理はご自身でやっていただくのをおすすめしています。
数字を見ての判断力を磨けるからです。
丸投げする方も多いですが、丸投げはラクですが注意点もあります。
「もしも丸投げのヒトがクルマを買ったら?」という事例を考えてみました。(妄想です。)
磨けばちょっとずつ光る
勤務をやめて、独立すればもれなく経理がついてきます。
経理をやらないと、その先の確定申告はできません。
確定申告はさすがにサボるわけにはいかないかと。
じゃあ、どうするか?
選択肢は2つあります。
・税理士(経理代行)にお願いする
・じぶんでやる
のいずれか。
わたしがおすすめするのはじぶんでやるほう。
敷居が高いと思われがちですが、じぶんの取引の経理。
ちょっとずつできるようになるからです。
磨けばちょっとずつ光るもの。
とはいえ、丸投げを否定するわけではありません。
ただ、じぶんでやらないからこそ気をつけたいことはあります。
それは、じぶんで数字をチェックすること。
経理をお願いしていたとしても、現状を知るために数字をチェックする必要はあるでしょう。
じぶんでやるのが、腕を磨く近道ですからよけいに。
赤字なのか?黒字なのか?
現在地がわかりませんし、数字を見たいと思ったときに見れるとも限りません。
そもそも、他の方の経理の入力もたくさん受けていれば、「すみません、順番待ちです」となる可能性も。
すると、待ち続けることになるかもしれません。
気づいたら、「こんなに税金払うの?」「え、この科目なに?」なんてこともあるでしょう。
そうならないように、じぶんの数字のチェックは、毎月など定期的ににしたほうがいいですし、日々経理するのをおすすめするわけです。
いずれにしても任せっぱなしにしないことです。
では、任せっぱなしのヒトはどうなるのか?
クルマを買う場合の事例で考えてみます。
もしも丸投げのヒトがクルマを買うことになったら?
じゃあ、もし丸投げのヒトがクルマを買ったらどうなるのか?
妄想してみました。
店員
「ナビのサイズはどうします?11インチのナビがおすすめです。」
「ドアバイザーもつけます?」
「ドライブレコーダーは?」
「ETCはさすがにいりますよね」
あなた
「ナビは画面が大きいほうがいいな」
「ドラレコは必須だよね。事故したら困るし…。」
「え、ナビは30万円?まぁ、純正品のほうが間違いないし、しょうがないな」
「そうだねー、さすがにETCはいるよねー」
「あ、カタログの値段に工賃がプラス…?」
という問答を繰り返していると、クルマを買うのに必要なお金は、どんどん上がっていきます。
もちろん、「いる」「いらない」の判断はするとしても、「いる」となった場合には高くても受け入れるしかないのか、と。
ディーラーじゃないと頼めないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、大きな声では言えませんが、別にディーラーで買わなくてもつけることはできます。それも機能がいいものをより安く。
たとえば、ナビはディーラーで買えば11インチで30万円+工賃だとすると、社外品を買えばナビは10万円もしないで買うことができます。で、よくあるもっさり画面のナビではなく、Googleマップのナビを使えます。
ドライブレコーダーも、Amazonや楽天で買えばミラー内蔵で6万円もしません。
近所のクルマやさんにお願いしたら、仕入れも工賃もディーラーより安いです。
すると、ディーラーにお願いする付属品は、最低限にすることもできます。(わたしはそうしています。)
でも、クルマを買う流れに身を任せていた結果、フタを開けてみたら100万円近く膨れ上がっていたということもあるわけです。
断っておきたいですが、ディーラーの方を否定するつもりではありません。
仕事として営業しているわけですから。
問題なのは、何も考えずに任せっぱなしにすること。
気づいたら大きなお金を失っていた…となる可能性があります。
でも、ディーラーから購入の一択ではなく、選択肢があるということです。
だからこそ、
・何ができるか?
・ディーラーにお願いするか?それともじぶんで仕入れてつけてもらうか?(あるいはじぶんでつけるか?)
などなど、判断力を磨いておいたほうがいいわけです。
その結果、多くお金を払ってもいい、とにかく手間をかけたくない、お願いしたいというのであれば、それはそれですが。
ちなみに。わたしのケースは、記事にまとめています。
新たな仕事用のクルマ(フィット 1.5 e:HEV クロスター)と会うまでにやった10のコト。 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 OFFICIAL BLOG
フィット(1.5 e:HEV クロスター)をカスタマイズしてみたらこだわりが出すぎた話。 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 OFFICIAL BLOG
経理から身につくスキル
ということで、経理のはなしに戻って、丸投げして数字を一切見ないとどうなるか?
なんとなく想像がつくかもしれませんが、
・利益が出ているかどうかわからないから税金の支払いが不安
・貸借対照表の残高がくちゃくちゃになっている
・売掛金の未回収があったのに気づかない
見えない敵とずっと戦って不安ばかり抱えていたということもよくあるはなしです。
数字をじぶんでチェックできるように。
その腕を磨くためにも、じぶんで経理をしてちょっとずつわかっていくのがおすすめです。
どのみち、じぶんで仕事をやるなら、数字とはずっと付き合っていかないといけませんし、お金のやりくりもじぶんがやるしかありません。
必要以上に不安を抱えない、これからどうする?を数字をもとに判断する。
そのためのスキルとして、経理をじぶんでやってみてはいかがでしょうか。
【編集後記】
昨日は相続、法人の決算をやってから
実家へ。
夜はSwitch2のドンキーコングを。
今回買ったSwitch2のハブはよかったです。
4K60Hz画面もキレイで。
もともと選択肢にあったので、
最初からこれにしておけばよかったんですけど。
色もSwitch2と合っているし。

【昨日の1日1新】
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