クラウド会計を利用してデータ連携をしていても、残高があわなくなることもあります。
ネットバンクの場合の対処方法をまとめてみました。
ネットバンクはデータ連携
クラウド会計を使って経理している場合、預金のデータはネットバンクから連携することができます。
預金の明細を1つずつ会計ソフトに入力するわけでなくデータ連携ができるわけですから、残高はあうはずです。
ところが実際に残高を確認してみるとそうなっていないことがあります。
というと、「なんで連携しているんじゃないの?」と思われるかもしれません。
データ連携はできても登録処理をするのは人です。
・いったん取り込んだあとに科目を変更した
・連携した取引を「対象外」にしてしまった
ということはありえます。
だから、ときどきは残高があっているかをチェックしてみましょう。
もしネットバンクのデータとクラウド会計の残高があっていないときには、次のようなことを試してみましょう。
データ連携が停まっていないか?
ネットバンクと言っても、銀行によって連携の対応はまちまちです。
ネット専業銀行の場合は、常に連携されていますが、民間の銀行のネットバンクの場合には、連携が停まっている可能性があります。
・土日には連携できない
・180日経つとアクセス許可が失効する場合がある
などしょうもない制約もあるからです。
その場合は、「再入力」をクリックして再度データ連携をし直しましょう。
銀行によっては2ヶ月以上空くと、連携できないデータが出てくる可能性があります。
日頃から経理をやっておけば、そんなことはないのでためないようにしましょう。
差異がある原因を探すには?
もし、ネットバンクの残高とクラウド会計の預金残高があわない場合には、差異がでているところを探しましょう。
マネーフォワードクラウドの場合
マネーフォワードの場合は、「取引管理」→「残高照合」とクリックをし、
差異が出ているの預金をクリックしましょう。
すると、口座残高とマネーフォワードの預金の明細、残高が表示されます。左がネットバンク、右がクラウド会計の残高です。
月別に確認することができ、差異が出ているところは赤くなっていますので、特定ができます。
ただ、イケてないことに、この機能はビジネスプラン以上でないと利用できません。
最低限のプランで、ネットバンクの残高と画面やCSVファイルで確認するなどで大丈夫です。
freeeの場合
freeeの場合には、タイムラインという機能があります。それを使いましょう。
口座→「口座の一覧・登録」で確認したい口座をクリックし、
タイムラインのタブをクリックして月別、日別に確認することができます。
クラウド会計だから合っているとは思わずに、人がミスしていることを前提にチェックをしておきましょう。
預金残高が合っていないとなると、数字としては信用できるものではないですから。
【編集後記】
昨日は税理士業をしたあとでカフェへ。夕方に家族と合流し食事へ。食事後、我が家3人はデザート、私は「いらないかなー」と思ったのですが、3人が食べているのを見たら誘惑に負けてカラダが動いていました。みんなで食べましたけどね。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
すがきや メロン&メロンクリーム