相続税の税務調査がくると高い確率で追加の税金を払うことになります。
それを避けるためにやっておきたいことを挙げてみました。
最近の税務調査の傾向
先月に相続税の税務調査のデータが公表されました。
実は相続税の税務調査がくると、申告もれが見つかる割合は8割以上。
裏を返せば、税務調査が来ることになれば、税務署は何かをつかんでいると考えていいでしょう。
亡くなった方の口座からお金を引き出して自宅の金庫に入れても、隠してもバレますし、家族の口座にお金を移しておけばバレないか?というとそうでもないです。
バレます。税務署は家族の口座もチェックしてから税務調査にやってきます。打率8割以上をなめてはいけません。
そしてバレた場合には足りなかった相続税に加えてペナルティを合わせて払うことになりますが、その平均が最新で867万円。(前年が859万円)
平均であって、すべての税務調査でそこまで払うわけではないですが、追加の納税はそのくらいのインパクトがあるものと理解しておいたほうがいいでしょう。
相続税の申告をしたときに、相続人それぞれが相続税を支払っています。その2年後に追加で「相続税とペナルティ、合わせて870万円払って」と言われたら凹むでしょうから。
そうならないように。相続税の税務調査があった場合のコワさを感じながら、税務調査が来ないような対策をしておきましょう。
モレの多くはお金
税務調査が来ないケースはどんなケースでしょうか?
イメージしやすいのは、
・相続税がかからない財産額
・財産のモレがなくちゃんと申告している
この2つのケースでしょう。
ここで気をつけたいのは、前者。
なぜなら、相続税がかからないと思っていたら、実は相続税の申告が必要だったというケースがあるからです。
財産が基礎控除以下だったといっても、財産のモレがあれば、相続税の申告が必要だった…ということはありえます。
前述の税務調査のデータでも、申告しないといけないのに申告していなかったというケースもあるからです。
財産といっても、目に見える財産だけとは限りません。
亡くなった方が貸していたお金があれば貸付金という財産になりますし、生命保険も非課税枠を超えるほどに受け取っていたら、超えた部分には相続税がかかります。
「うちはかからないでしょ」と思っていても、実はモレがあるということも。
モレがある財産の多くは、お金。
前述したような
・親族名義の預金にお金を移している
・親族名義で株を買っている
・自宅にお金を保管している
といったものは、実態が亡くなった方のものであれば、相続税の申告に含めないといけません。
それを名義だけで判断するほど、税務署は甘くないということです。
過度に恐れない
…とはいえ、ちゃんと申告していると思っていても、モレることもありえます。
その後、税務署が来て、申告していなかった財産が見つかるなんてこともあるでしょう。
それをどう考えるか?
ちゃんと申告したつもりで、モレが見つかったのであれば仕方がありません。
本人が生きていれば、財産の拾いモレはなくせるかもしれませんが、すでにいない中で探しているのですから。
例えば、仕事をしていた時代に転勤で北海道に住んでいた時期があって、その時代に北海道の銀行支店の預金口座を果たして見つけられるかどうか?
見つけられないこともあるでしょう。
隠していたのではなく、相続税の申告のときに探しても探しきれなかったものは仕方がない。
やることはやったのですから。
税務署はなぜ見つけられるかというと、全国の銀行に照会をかけることができます。
いっぽうで相続人の方たちができることは、税務署に比べると限られます。
その差が出るケースはゼロではありません。
もしモレが見つかったら、ちゃんと追加の申告をして税金をはらえばいいわけです。
考え方によっては、こちらで見つけられなかった財産を、税務署が見つけてくれたと前向きに考えればいいでしょう。
まぁ、生前のうちにちゃんと整理しておいてくれるのがいちばんですが。
…ということで、相続財産を隠すのはやめておき、申告モレはできる限り減らしましょう。
家族名義の預金や自宅の金庫にあるお金は特に注意です。
【編集後記】
昨日はオフ。午後に妻と買い物に。
戻ってきてから長男(10)とゲーム。
キャプテン翼、FC26など。
夜は新アイテムをAmazonでチェックなど。
【昨日の1日1新】
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