フリーランスやひとり社長として独立しても、食べていけるようになるまでには時間がかかります。
じぶんのお金がたくさんあればいいのですが、レアケースでしょう。
お金を借りるということは独立後の大事な選択肢の1つです。
たくさんの緑色の葉を見るまでには時間がかかる
冒頭の写真は、先日、ズームレンズで撮影したものです。
このような緑色の葉をすぐに見ることができるわけではありません。
日々少しずつ木が成長して、葉が増え、ようやく写真のような光景を見ることができます。
ここまでたくさんの葉ができるまでには時間がかかるものです。
仕事も似たようなところがあります。
何をやるにも最初は小さいところからのスタート。
まったくのゼロからスタートするようなケースもあるわけですが、そもそもお金がないと仕事を続けることはできないですし、芽が出てくるまでには時間が必要です。
ただ、自己資金だけでは限界があります。
そこで、独立後はお金を借りることも大事な選択肢になります。
仕事が軌道に乗るまでには時間がかかる
お金を借りるということにマイナスイメージが付きまといますが、けっしてそうではないでしょう。
お金を借りることで、自己資金だけでは持つことのできない選択肢まで持てるようになりますし、手元にお金がある、それだけで眠れない夜を過ごさなくてもよくなります。
お金を借りても、明日すぐに返してほしいという話ではありません。
少しずつ返済したり、期日に返済すれば問題ないわけです。
失うものがあるとすれば、ほんとうにわずかな金利分のお金だけです。
ただ、それで軌道に乗るまでのお金を持つことができるわけですから、1日当たりのレンタル料金としては安いものです。
わたし自身もお金を借りるという経験をしていますが、お金を借りておいてよかったと思っているひとりです。
お金を借りていなかったら、車も買うという選択肢をもてなかったでしょうし、何をやるにも縮こまっていた可能性もあります。
独立してじぶんでお金を借りたことで、今も仕事を続けることができています。
マイナスイメージよりむしろプラスイメージです。
お金を借りることの効果
お金を借りるといっても、「いいっすよ」とカンタンに借りられるわけではありません。
銀行に「お金を貸しても大丈夫だな」と思ってもらうための判断材料が必要です。
独立当初なら政策金融公庫の創業計画書になります。
独立の動機や略歴、取引先といった概要、事業の見通しを数字でつくらないといけないですし、その結果、いくら設備投資をするか、いくら運転資金が必要かというのをじぶんで決めないといけません。
- 「まったく実現性のない売上」
- 「借りれるだけ借りたい」
では、見通しの甘さを見抜かれます。
- 銀行に「貸しますよ」と言ってもらえるまでの過程
- まとまったお金が入金される
- 決まった期日に返済していく
というのがものすごく勉強になります。
さらに
- 返済実績がないと信用されない
- 〇〇円までなら貸せる
- 考え方をどう見られるか
- 決算書をどう見ているか
など銀行の考え方を知るのも、いざお金を借りてみないとわからないことです。
住宅ローンでなく、事業資金は独立しないとできない経験です。借りることに抵抗感があるならば、まずは少し借りてみるというのでもいいでしょう。
まず借りてみれば、その効果を感じるでしょうし、返済実績ができていれば、銀行と次の話もしやすくなります。
【編集後記】
昨日はオフ。長男(6)のつくった作品が市の展覧会に展示されることになったというのでそれを見に行きました。カメラで記念撮影。そのあとはランチや買い物を楽しみました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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