利用しているサービス、ときどき見直しするようにしています。
契約したときは必要と感じたものでも、今となっては必要じゃないとか、もっといいサービスが出てくるといったこともあるからです。
固定費は固定的になりがち
固定費というのは、売上の数量が増えても、減っても変わらずにかかるコストのことです。
何が固定費になるか、というのは人それぞれ違います。
例えば、事務所を借りている人なら、家賃は毎月払います。この家賃は売上が増えても減っても、変わることは基本ないはずです。
なので、これは固定費。
事務所を借りてなければ、もちろんかからないものです。
あとはスマホ代、会費といった月額課金(年払いも含む)のサービスも、固定費です。
契約時にはメリットがあると感じて契約するわけですが、契約したあとはほとんどケアしなくなるということも多いのではないでしょうか?
「毎月の固定費は100万円」と、今は使っていないサービスの経費も、かかるのが前提として考えてしまいがちです。
そんな私も過去、気づいたらもうほとんど使っていないサービスの契約が継続されたままだったということもありました。
年会費の請求がきてから気づきました。すぐに問合せしたら請求されずにすみましたが…。
そんなことから、固定サービスについては、定期的に見直しをするようにしています。
定期的に見直しするためにやっていること
そういった意識があっても、毎月課金や年会費といったサービスは、前述のように一度契約すると当たり前の意識になり気づきにくいものです。
そこで経理で「見える化」して、現状、どんなサービスを利用しているのかを全体的に見て気づけるように…ということをやっています。
- 勘定科目でなんの費用かぱっと見てわかりやすく(ブログ運営費とか)
- 補助科目を使って個別にわかるように(通信費の補助科目でFREETELとか)
- 月次推移表でチェック(下記はイメージ図)
たいていの会計ソフトなら、補助コードをつけることができます。(freeeはタグとかですが、意図は同じです)
例えば、弥生会計の年会費は年1回払いなのですが、月次決算で毎月の固定費がいくらかかるか知りたいのもあり、1/12ずつ毎月に振り分けています。
本当の意味で固定費がどのくらいかかっているかも知りたいですし、どんなサービスを利用しているかも12回みるチャンスができます。
補助コードをつけるのが、大変なイメージがあるかもしれませんが、クラウド会計なら学習機能があり、登録ボタンをクリックする以外の手間はほとんどありません。
毎月、月初に経理して眺めていることもあって、現在、利用しているサービスでは、使ってないけど…というものはありません。
もっと自分に合っているサービスを見つける
定期的にチェックするもう1つの目的としては、もっといいサービスを見つけたときのために、というものがあります。
同じようなサービスでの変更を考えるとき、コスパは気になるところです。
過去、税務申告ソフトを見直しすることができたきっかけも、経理に反映されている数字と使いやすさという点からです。
今、使っている税務ソフト、画面はかなりイケてないものの、前の税務ソフトとコスパで比べて決めました。(ユーザーインタフェースなら前の方がよかったですから)
キャリアで契約していた携帯電話を格安SIMに変えたのも、当時の通信料が1万円超えていたのと、契約した格安SIMには2年縛りがなかったから。



今は3,000円前後ですし、テザリングでときどき遅いのが気になる部分もありますけど、大きな問題もなく、もうちょっと使い続ける予定ですが、もっといいサービスがあれば、いつでも変更できる状態にしています。
だから、○年縛りにならないようにしていますし、新しいサービスのためにアンテナも立てています。
その結果、コストが上がることもあるかもしれませんが、それが自分に合っていると感じたら変えるでしょうね。
過去でいうと
- GoogleDrive(無料) → Dropbox(有料)
- GoogleKeep(無料) → Evernote(有料)
といった変更で、結果的に固定費が増えていますが、今や欠かせないツールでもあります。


固定サービスは、定期的に見直ししてみましょう。
【編集後記】
昨日は午後からお客様訪問の予定でしたが、お客様が風邪になってしまい延期に。(お大事に。)自分の仕事をしたあと、夕方から1年越しにIKEAへ。休日だと満員なので、行く勇気がなく、平日の夕方ならと…ここぞとばかりにIKEAに行ったのはこれが2回目です。ブログを書ける環境もあって、もっと近かったらいいのに、とは思いますが…。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
夕方にIKEA
IKEAソフトクリーム